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ドアを開ける音が何回かした後、
ベンチのようなものに座らされた



手が解放され、男の人も部屋から出ていったようだったので、ゆっくり袋のようなものを外す




すると急に入ってきた光は、眩しすぎて1度ぎゅっと目を瞑って閉まったけど、慣れてきて少しずつ開いてきた





「あ……あぁ…」




よかった、




「標……」




別の場所に連れていかれなくて、、。








と、いうかここは??






ゼロ「ここが控え室?」





、!



前を全く見ていなくて、
ゼロさんがいるの気が付かなかった、







「そう、みたいですね」




部屋を見渡しつつ何も話さない標を見ると、

無言でメロンパンを取り出し
はんぶんこに分けたと思ったら、私に片方を渡した







標「ん、」


「ありがと、」





なんで、また分けてくれたのかな

わかんないけど、ありがたいと思ってパンをもらう






ん、やっぱり美味しい








ゼロ「あの、あなたの名前は?」








声のした方を向くと、
ゼロさんは私の方を見ていた







「A、です」





ゼロ「Aさんは、なぜここに?」





参加者の中でたったひとりの女の子だからって
付け足したゼロさん







「簡単に言えば、帰る家がないんです、私。

唯一の家族のお母さんこないだ、自ら命を……。
家にお金も食料もなくて、親も捨て子だったので引き取り先もいないんです。

それで途方に暮れていたところに、
あのおじいさんから声をかけられたんです」




ゼロ「そっか、」





思い出したらまた涙が目に溜まってきた私に、ゼロさんはそれ以上何も言わなかった





話先は、私の隣
標へと変わった








ゼロ「シルベくん、って言ったっけ?」



「標。道標(みちしるべ)の標。」





あ、、、そういう感じを書くんだ、
ひらがなかなとか、思ってたや、、、





ゼロ「標くんはどうしてここに?」





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あんず(プロフ) - なっつんさん» お返事が半年近く遅くなってしまって申し訳ございません……!ありがとうございます!!大好きだなんて言ってくださって本当に有難い限りです!!ぜひ、またお話読み返してくださったら嬉しいです!! (2019年5月27日 17時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
なっつん - 読み進める程、標くんのカッコよさが凄くてとってもきゅんきゅんします!!他の作品であんずさんの事を知ったのですが、この作品も最高でとても大好きです!!すぐに一番右の星押しちゃいました笑応援してます!! (2018年12月31日 2時) (レス) id: 29e38c5e22 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - すうちゃんさん» そう言って頂けて本当に嬉しすぎます!!こんな作品ですが、これからもよろしくお願い致します!ありがとうございます!! (2018年8月26日 23時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - スティンガーさん» そうです!ですが、梨本さんの下のお名前が無いようなので、ダイキで書かせていただいております。わかり次第書き換えますが、何卒ご了承ください。 (2018年8月26日 23時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 浮所 ねいさん» こんな作品ですが、、、ありがとうございます!!!ものすごく嬉しいです!頑張ります! (2018年8月26日 23時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんず | 作成日時:2018年7月16日 23時

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