22話 ページ24
A『行っちゃった……』
炭治郎が走り去った方向を見ながら呟く、
ふと後ろを振り返ると、鬼の形相でうどん屋の店主が立っていた。
A『あ、いや…これは…えーっと〜…』
冷や汗をかきながらアタフタとキョロキョロする。
「いや、嬢ちゃんはええわ…」
A『え…？』
と、うどん屋の店主はそう呟くとうどん屋の調理場に戻っていった。
A『(マジで焦った…
炭治郎…帰ってきたら大変だなぁ…あ、このうどんどうしよう…)』
破れた皿とうどん。
少しすると店主が出てきて無言で片付けていた。
Aは手伝おうとしたが、背中から溢れ出る怒気に動けなかった…
A『(炭治郎…君は怒らせてはいけない人を怒らせてしまったようだよ…)』
なかなか帰ってこない炭治郎に哀れみを覚えた…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから少し時間が経つと炭治郎が帰ってきた。
炭治郎「…」
表情は暗い。
A『お帰り…大丈夫？？』
心配になって声をかける。
炭治郎が神妙な顔で
炭治郎「A…
すまないが俺と付き合ってくれないか？」
A『ん！？』
炭治郎「え！？ああ、違くて！
少し俺についてきて欲しいと言うか！」
A『な、なるほどね！？
私は全然いいよ！！でもそれより…
今、君はそれどころじゃないかもです。』
後ろから見なくてもわかる視線。
Aに向けられているわけでもない。
炭治郎に向けられている。
炭治郎「あ」
炭治郎の顔が真っ青になっていき、、
炭治郎「すみませんでしたァァァァァぁぁ！！！！！」
と、土下座する勢いでうどん屋の店主に謝った。
_____________________________________________
A『そう…でも、一人で突っ込んで行かなくてもいいんじゃない？
(人の事言えないけど)』
炭治郎「いや、すまない…あの匂いがしたからつい…」
炭治郎も反省しているように肩を落としながら謝罪する。
A『なんかあったら頼ってね
(今回は炭治郎にバレたく無かったから行かなかったけど、次は行こう)』
炭治郎「ああ、ありがとう」
彼の中には長男という使命のようなものがあるので全て納得したとわいかないが、仲間と言う関係に嬉しさを感じた。
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奥山乃愛(プロフ) - そうですか…… 教えてくださりありがとうございます！私箱推しなので生きてほしいなって思ってたので少し残念です (2022年6月29日 4時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅーい(プロフ) - 奥山乃愛さん» 遅くなってすみません！！累は原作通りなっております。 (2022年6月28日 23時) (レス) id: bf1b4bd237 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！！この小説って累生きてますか？ (2022年6月9日 18時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅーい(プロフ) - 迷い猫さん» コメントありがとうございます！！もはやモブでは無くなってきていますが、楽しんでいただきありがとうございます！ (2021年10月10日 18時) (レス) id: bf1b4bd237 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 私もモブが愛される小説大大大大大大大大大ッッ好きです‼ (2021年10月4日 17時) (レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅーい | 作成日時：2019年9月8日 17時
