今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:9,876 hit
小|中|大
・ ページ3
.
先月、浮所くんに告白された。
園芸委員の私が
花に水やりしているところを見て
一目惚れしたんだって。
話したのはそれが初めてだったけど、
それよりも前から、私は浮所くんを知ってた。
同い年に王子様がいるって
みんなが騒いでたから耳に入ってくるのは必然だった。
由乃 「っていうか、すごいよね
学校の王子様に告白されるって」
『ちょっ、静かにして!』
このこと由乃ちゃんにしか言ってないし、もしバレたら浮所くんのファンに
いじめられちゃうかもしれないし……
なのに、そんなことを全く考えてない浮所くんは私を見つけると
必ず大きな声で呼んできて、返事まだ?って聞いてくる。
私の返事はもう決まってるのに
浮所くんが目の前にいると、
どうやら言葉が上手く話せなくなっちゃうみたいです。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
218人がお気に入り
218人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梨 夢 | 作成日時:2018年7月1日 17時