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風見さんが去った後、早速メールが届いた。
降谷さんからで23はおそらく時間だろう。
何しに来るのかさっぱりだ。とりあえず待とう。
コンコン。
A「…」
一応拳銃を忍び込ませて扉を開ける。
そこにはニコニコとした降谷さんがいた。
A「満面の笑みですね」
真夜中に怖いな。
降谷「明日開店だと聞きまして、お祝いです」
ありがとうございますと受け取ると招き入れた。
降谷さんは店内にあるカウンター席に座ると辺りを見渡した。
降谷「ここは飲み物を楽しめるんですね」
A「はい、私が花を準備している間にただ待ってもらうのはアレかな…と」
素晴らしいですねと褒めてくれた。
店「ハルカ」の店主は病弱だが念願のお店を持った設定だ。だから休みは体調に合わせて不定休。バイトも雇う予定がないので融通がきく。
降谷「ヒロのことなんだが」
紅茶を啜りながら本題に入りだした。
降谷「ヒロは隠すのは上手いが溜め込みやすい」
今まで就いた部下も口を揃えて諸伏さんは優しい方だけど頼るのが下手。と言われているそうだ。
降谷「ヒロから断りを申し出ることが多いから決まった部下が長くついた事がない」
君で最後になるといいんだけどな。と眉を下げた。
A「全力でサポートします」
降谷「聞いたよ、捜査一課の佐藤美和子刑事が君の協力者だろう?」
降谷さんのように最初から配属されたら抹消出来るだろうが、私は顔がだいぶ割れているからそれを上手く流せるように佐藤にお願いしたのだ。
A「上手いことやってもらえます」
そうか、と降谷さんは呟いて店を出ようとした。
降谷「組織もそうだがこの街、米花町はおかしいほどに犯罪が多いんだ。君もよくそれは知っていると思うけど…、そこで表立って犯人を捕まえてはいけないんだ。必ず名乗らず一般人で捕まえること。何かあれば公安に言うこと。」
A「わかりました」
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kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時