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またそれから時が経って気が付いたら24歳になっていた。
ターゲットはあと1人で任務は終わるものの、イギリスの諜報機関「MI6」に勘づかれた気がするので身動き取れずにいた。
組織から遅いと急かされることは無く、むしろ4人から得た情報の細さは褒められた。
おかげで別で潜んでいた怪しい構成員を始末することが出来たんだから、今回でかなり信頼を得たと思う。
最後のターゲットはグランという人物。
結構上の人間なんだろう中々近づく事が出来ない。
<ベルモット「ゼクト」>
急に電話が鳴る。
A「はい、ベルモット」
<ベルモット「残り1匹の居場所が分かったわ」>
A「なんですって?」
<ベルモット「今韓国の首都ソウルにいるそうよ」>
A「了解」
MI6から離れることが出来るのは有難い。
そして日本に近づく。日本に帰れる!
そう安堵したのがダメだったのかもしれない。
イギリスを発つ日に私はターゲット11人を殺したとバレてその組織に目を付けられていた。
変装していたから本当の素顔は見られていない。ベルモットから教わった技術は凄い。
A「……」
周囲は完全包囲されているようだ。
キャリーケースを片手に人混みを駆け抜けるも空港に既に話が通してあるようで前に進めそうにない。
何とかあの飛行機に乗りたい…!
苦肉の策でトイレに人を連れ込み、顔と持ち物を交換して飛行機に乗る。
構成員「お待ちしてました」
待ち合わせの構成員と会い、情報交換をした。
最後のグランという人物は韓国のアイドル会社の社長というのがベルモットから来た情報だった。
上手くアイドルの1人に変装して近づくしかない。
ただすんなり進めたのは彼らの罠だった。
私1人に対して15人くらいSPがいる。
しかも拘束され、部屋のど真ん中に立たされて囲まれている状況…。
最後にやってしまったのかもしれない。完全に不利。
グランは遊びが大変好きなようで、急所は狙わず掠めてジワジワと追い詰めてきた。
A「組織のスパイってことはもうあの方も知っている!お前が逃げた方がいいんじゃないか?」
グラン「威勢がいい女だ…どれくらい持つかな」
最初は避ける元気があったけど脚をやられては正直されるがままだ。
これまでかな…。
グラン「ゼクトよ、命乞いをして我に身体を許せば命は残してやるぞ」
A「変態やろうね」
グラン「さあさあ、どんどんキズモノになるぞゼクト!」
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kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時