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その10分後に降谷さんから
<景の態度すまない>とメールが入っていた。

諸伏side

同窓会をやるから指定された場所に来てみれば彼女の店だった。
零に引っ張られ中に入ると先日のゼクトとしての妖艶な日苗さんではなく花屋の日苗さんが出迎えてくれた。
先に来ていた伊達班長と松田がテーブルの上に用意した酒やつまみを並べている。
再会は心躍るほど嬉しい。あの時とった態度が申し訳なくて日苗さんに顔向け出来ない。
こんなオレを見て零が花屋の裏場に連れ出した。

降谷「今日はどうした?体調でも悪いのか?」

諸伏「すまない零…体調じゃないんだ」

降谷「…………Aか?」

黙り込むオレにやっぱりな!と零。
今まで女性の工作員が近くにいても何も思わなかった。潜入してるから、心を鬼にして見放す事も多々あった。でもAが16からベルモットに仕込まれて先日の様な事を頻繁にしているのかと思うと許せないと打ち明けた。

諸伏「オレが怪我したばかりに気を遣わせたんじゃないかと思ったんだ」

政治家5人は全て彼女が手をかけた。それも同じ手口でだ。
仕事だから仕方の無いことなのに納得出来ない自分がいた。

諸伏「たぶんオレは彼女をこの世界から離れさせたいんだと思う」

降谷「気に入った証拠だな」

諸伏「え?」

景は優しいからな!と零にポンと背中を叩かれる。

降谷「頑張ろうぜ、ボクらでAやこれから入るであろう公安警察の卵たちが同じ苦しみを味わうことがないように!」

そうだね…零の言う通りかも。
全てはオレら次第。
裏場から班長や松田と話すにこやかな彼女を見つめて決心をした。

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kne.hrknt (ハル)(プロフ) - ねむさん» コメントありがとうございます!初作品のため、シリーズ全て苗字の設定はしていません💦お名前だけとなっています。今後別の作品では様々な設定をチャレンジする予定ですので今作品はご了承くださいませ。 (2022年9月10日 5時) (レス) @page2 id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - どうやったら苗字を変えられますか…?夢小説の醍醐味は自分の名前にして読めることなので! (2022年9月10日 5時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 29話にも同じ誤字があります。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話、RAMじゃなくて、RUMです。 (2022年6月29日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま(プロフ) - あひる子さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!私もヒロが好きです!欲張りなせいで方向性迷子ですがこれからも宇宙のような広い心でよろしくお願い致します! (2022年5月15日 18時) (レス) id: d39f522ad8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kne.hrknt(ハル) | 作成日時:2022年5月2日 11時

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