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story1 ページ3




((your side))



私はその時重い足取りで屋敷の中を歩いていた。





長い廊下を歩き続け1つの部屋の前で足を止める。




一弾と豪華な装飾が施されたその扉を開けると




その椅子には1人の男が座っていた。








その男の名はA浩二_______________。







A財閥の総帥であり……







私の父親でもある男だ。








そんな父に今日、書斎に来るように言われていた。









私を見て向かいの椅子に座る様に促すと




父は話し出した。






父上「A、」





A「何でしょうか、お父様。」





父上「お前には転校してもらう事になった。」






A「え?何をおっしy))」






私が話すのに構わず父は話し続ける。







父上「これが明日から通う学校の資料だ。読んでお
け。」






A「…………はい。」



ほら、やっぱりそうだ。





少しも口答えできない。





私達の関係は父親と娘という関係では無く、




いつからか使用人と主人の様な関係になっていた。




父にとって私は財閥の存続の為の道具でしかないの




だと思う。






いつのことか私は仲むつまじい父と娘というものに



憧れた。





話したいことも沢山ある。





しかし、いつからかそんなもの私には一生届かない



ような遠いいものなのかな、と思ってくるように



なった。









この生活にいつまで縛られるのだろうか________。






いつになったら自由になれるのだろうか________。









“平成高等学院”





そこに私の許嫁のなんとかさんがいるらしい。





まぁ結婚とか恋愛とか興味ない私からしたら面倒な



話だ。









使用人「Aお嬢様、明日は夜、桜田財閥との会食がございます。お洋服はこちらでよろしいでしょうか?」







A「自分で決めたいから大丈夫。




それと…私と2人の時は普通に話して欲しいの。」







使用人「ですが…))」




困り顔でいう使用人。






でも少しでも財閥の令嬢という呪縛から解放された



かった。





A「お願い」







使用人「申し訳ありませんが…」









もう



“お嬢様扱い”




“社長令嬢”というレッテル






そーゆーのにはもううんざりだ。







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安璃(プロフ) - leilaさん» コメントありがとうございます!そんな風に言っていただけてとても嬉しいです!作者の私にとって最高の褒め言葉です。本当にありがとうございます!また機会がありましたら他の作品も読んでいただけるとありがたいです。コメント本当にありがとうございました! (2017年9月4日 15時) (レス) id: c22220bb28 (このIDを非表示/違反報告)
leila(プロフ) - この作品に出逢えて良かったです。 (2017年9月4日 9時) (レス) id: 74aaab7085 (このIDを非表示/違反報告)
安璃(プロフ) - かやさん» ありがとうございます!そんなこと言ってもらえるととても嬉しいです!またきゅんを届けられる様な作品を書いていきたいと思いますのでまた機会があったら読んでくれると嬉しいです! (2017年7月18日 1時) (レス) id: c22220bb28 (このIDを非表示/違反報告)
かや - ひさしぶりにすごくキュンキュンしちゃいました!!この作品に本当に出会えてよかったです!!! (2017年7月16日 7時) (レス) id: 84b1e28176 (このIDを非表示/違反報告)
安璃(プロフ) - Love☆catさん» ありがとうございます!これからも更新していくので是非見てください! (2017年3月22日 22時) (レス) id: c22220bb28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽぽ x他1人 | 作成日時:2016年11月11日 20時

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