【妖怪ウォッチシャドウサイド】自由気ままな幻王様は人間界に行く!

幻の０スクリーン１ ページ44

呉葉視点

妖怪探偵団事務所

呉葉「皆、昨日は来れなくてごめんね…」

ナツメ「大丈夫！今日は一緒に、怪奇案件解決しよ！」

呉葉「うん！それにしても暑いね〜最近」

トウマ「まだエアコン治らないの？」(アキノリの部屋は今、エアコンが壊れてます)

アキノリ「今の時期、業者が忙しいんだって〜」

ガラッ

アヤメ「あらら〜皆だらけてるね〜」

アキノリ「全くだ！この程度の暑さでだらしないぞ君達」

いつの間にかアキノリは椅子に座っていた

ナツメ「え？」

呉葉「いつの間に…さっきまで床にゴロ〜んっていてたのに」

アヤメ「まぁでも暑いからね〜仕方ないね」

アキノリ「ですよね〜」

呉葉「おい！」

アヤメ「あっ！ねぇねぇそれより見て！」

トウマ「映画のチケット？」

アヤメ「そう！皆で行かない？」

ナツメ「行きたい！」

呉葉「私も行きたい！」

アキノリ「さすがアヤメさん！映画館なら涼しいし！あ、そういえば映画館に関する怪奇案件があったはず…これだ！」

ナツメ「幻の０スクリーン？」

アキノリ「あぁ！ショッピングモールとかにある、シネコンってスクリーンがあるだろ？そこに本来あるはずの無い、０番のスクリーンが現れるんだって！目撃者の情報によると…先週友達と見に行った時に、入ろうとする奴を必死で止めたとか、知り合いが入ったって聞いたけどその後、どうなったか誰も知らない、入ったら最後二度と出ることが出来ないらしい…」

アヤメ「中で何が起こってるんだろう…」

アキノリ「ひょっとしたら、０番スクリーンに怪物達が住む異世界に繋がっているとか…映画館と言うのはカモフラージュで本当は政府の極秘研究所があって、実験台にされちゃうとか…！」

ナツメ「なる程…ありがちだけど怖いね」

アキノリ「反応薄っす！もっとケースケみたいにギャー！ってならないと調子出ねぇーよ」

ナツメ「悪かったわね」

呉葉「あ、そういえばケースケ君は?」

ナツメ「楽しみにしてた映画が公開されたみたいで朝から映画館に行っちゃった」

呉葉「０番スクリーンに迷い込んでたりして〜」

ナツメ「いやいや〜流石に大丈夫でしょ〜！」

夜の映画館

ナツメ視点

ナツメ「ケースケってばこんなに遅くまで…あ、いた！ケースケ！いつまで遊んでんのよ！」

ケースケ「映画がすっごく面白くてね〜さっきまで友達と話してたんだ〜」

ナツメ「ケースケ?」

そのケースケの目には光がなかった

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