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JM「あ、いや・・・、サ、サラさんがこっちに座ったらどうですか?」
SR「イヤ。男前の隣がいいの」
言い切るサラに、ぐったん、怯えたウサギになってる・・・。かわいい。←
ジミン君は迷いまくってなかなか座れないし、ユンギは眉間にシワよせてるし。
SR「いいから早く座って。飲みたいんだけど」
「そ、そうだね。ほら、座りなよ」
わたし顔、赤くなってないかな。いや、絶対なってた。絶対。
ジミン君にバレないように顔を背け、ユンギの方へ席を詰めようとすると、握っていた手が外され腰に回り、ぐっと引き寄せられた。
どんだけひっつくんだというぐらい、ぴったり。
YG「・・・座れば」
JM「あ、はい、・・・」
‘失礼します・・・’と遠慮気味に隣に座るジミン君から、わたしにも緊張が移る。
だって、いきなりジミン君が放った言葉がまだ頭の中に残ってる。
ジミン君、そんな風に心配しててくれたんだ・・・。
ユンギとの事でいくら悩んでてても、自分では普通にしてるつもりだった。
いつも通りのつもりだったのに。
優しくて、気の利く後輩だとは思ってたけど、
隠しきれてないところまでちゃんと気にかけてくれていたのかと思うと、
先輩として申し訳ない反面、少しだけ、ほんのちょびっとだけ、・・・嬉しいとも思う。
・・・嬉しい?
ドキン、と胸が音を立てたのが自分でもわかった。
なに今の。いやいやいや、これはちょっと、うん、違うでしょ。
湧いて出てきた気持ちを否定するように、グラスをぐぐぐーっと傾け、一気に流し込む。
SR「おーい、せめて乾杯はしよーよ」
「んんっ、ご、ごめん」
YG「てか、何に乾杯だよ」
SR「んー男前に?はい、かんぱーい!」
サラの適当すぎる音頭に、わたわたとみんながグラスを合わせて飲み始める。
前に座るぐったんが少しだけ口をつけて、居心地悪そうに座りなおす。
そうだよね、人見知りなのに、人見知りしたことないような二人に挟まれてるもんね。←
「ぐったん、紹介するね?」
簡単に後から来た三人を紹介すると、サラとテヒョン君が好き勝手に質問やらし始めて、困るぐったんをジミン君がうまくフォローしてあげてる。
YG「同じの頼むか?」
耳元でユンギに問われて、気付く腰に回ったままの彼の手と、密着度。
今更ながら、このままはちょっと、ね。
「ユンギ、手、」
YG「いいだろ、別に。誰も気にしてねーよ」
・・・離すつもりはないようです。
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アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます!!さて、もうすぐラストです・・・!2で終わらなくてごめんなさい!wでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸`)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない!もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました!ありがとうございます。これ、あれですか?ユンギから……心の準備しときますね。(ノ´∀`*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜!!(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ!wwさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす! (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたwwwwww私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜!ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜!(*ゝω・*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アウラ | 作成日時:2017年7月7日 14時