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YG side
俺とAを切り離すようにバタンと閉められたタクシーのドアの向こうで、あいつは俯いてて顔が見れなかった。
‘だって嘘つくじゃない’
そう言われて何も返せなくて、ただ走り出すタクシーを見てただけ。
Aに弾かれた手が痛い。赤くもなっていないのに、痛む。
あんな風に怒るなんて考えもしなかった。
俺は何も、考えてなかった。
SR「とりあえず殴ってもいい？」
後ろから苛立ちを隠そうとしない声がかかって、振り返ればAの親友が腕を組んで立ってて。
あー、こいつなら本当にいいパンチ打てそう。←
「・・・強めに頼むわ」
SR「そんな落ち込むぐらいならもっと考えれば？・・・してんの、浮気」
「してねぇよ、ふざけんな」
SR「あんた、不器用そうだもんね。まぁ本当にしてたら殴るだけじゃ済まないけど」
美人な女が見たことのない冷たい目で言うから、余計凄みがあって。
それほどAを心配してるんだな、と伝わってくる。
サラはすっと目を伏せて、‘それならあんな店に居た理由はひとつ、か’と呟き、大きく溜め息をついて髪をかき上げる仕草からは、さっきみたいな苛立ちは少し薄れて。
SR「それならなんでこんな事になってんの」
「・・・まだ言えないんだよ」
SR「は？」
「だから！まだ用意出来てねーの！だから、・・・誤魔化そうとして」
SR「はぁ？ほんとのバカなの？」
「あ？」
SR「ああ、ごめん。男はみんなバカだったわ」←
「お前さ、ケンカ売ってんの」
SR「じゃ買いなよ。あたしだってあんなとこ見たら冷静でいられない。その上、誤魔化されたら話す気もなくす」
「・・・だよな」
SR「自分都合で隠し事してないでちゃんと話して。くだらない事でAを泣かせないでよ」
そういうと長い髪をふわりとなびかせて店に戻って行く。
責めるだけでもなく、俺の話も聞いて、背中を押してくれる。
言い方はきついけどサラ、お前良い奴だな。Aが懐くのがよくわかるわ。
彼女の人柄に内心感謝しながら、これからどうするか考えを巡らせていると、店の扉を開けながらサラが ‘でもさー、’ とまた俺の方に振り返って。
SR「フラれて捨てられたら残念会はしてあげるね♡ユンギ氏のおごりで♡」
「なっ、不吉なこというんじゃねーわ！」
これでも結構本気で落ち込んでるんだよ！悩んでんだよ！
くっそ、やっぱり俺あいつ嫌いだわ！←
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アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます！！さて、もうすぐラストです・・・！2で終わらなくてごめんなさい！ｗでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸｀)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (
レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない！もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました！ありがとうございます。これ、あれですか？ユンギから……心の準備しときますね。(ﾉ´∀｀*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜！！(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ！ｗｗさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす！ (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたｗｗｗｗｗｗ私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜！ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜！(*ゝω･*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年7月7日 14時
