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店を出ると、むわっと暑い空気が身体に纏わりつく。
「あっつ・・・」
ユンギ、暑いの嫌いだから毎年どんな涼しいところに行こうかと迷うんだよね。
・・・いや、今年は彼に決めさせよう。
すっぽかされてるのに、ふとしたことでも彼との予定を考えた自分にイラっとして。
気持ちを切り替えるように人混みをすり抜けて、映画館のあるビルに急ぐ。
映画館のあるフロアはカップルや友人同士、家族連れで賑わってて。
ここに来てちょっと気後れ。
一人で映画を見るのは好きだけど、今日はなんか気分が乗らない。
キャラメルポップコーン食べたいけど・・・。
上映時刻の掲示板を見上げながらも、チケットを買うのを躊躇ってると、
JM「Aさん？」
馴染みのある声に振り返る。
「ジミン君！」
JM「わ、やっぱりそうだ！そこの本屋から出てきたらすごい似てる人いるなって思って」
「似てる人で声かけちゃうの？ナンパじゃん(笑)」
JM「横顔見てから声かけましたよ！(笑)いや、なんかいつもと違うから、」
一歩下がって全体を見てくるジミン君は少し照れながら‘可愛いです、すごく’なんて褒めてくれる。
最近のジミン君、女性を喜ばせるのが上手になってきたんだよね〜。
テヒョン君のマネっこかしら。←
「ありがとー。たまにはねー」
JM「映画デートですよね？」
「あー、うん。その予定だったんだけど、あの彼氏、起きなくてさ。でも見たかったのが今日最後だから見ちゃおうかなーって」
JM「ひとりで？」
「あ、はい、ひとりで」
ひとりを強調してこないでよ、またヘコむじゃんか。
JM「・・・ちょっと待っててください」
「え、ちょっと、ジミンく、」
そういうと、さっと人混みの中へ消えていった。
いきなり放置からのまたまたぼっち。
・・・今日はぼっちデーなんだ、わたし。
待っててと言われたし、おとなしく手持ち無沙汰で待ってると、
JM「Aさん！」
にこにこ笑顔のジミン君が手にしてるのは見る予定だった映画のチケット、2枚。
JM「俺も見たかったんです。一緒に見ません？」
ぼっちのわたしを気遣う彼の優しさが嬉しくなって。
喜んで二つ返事でチケットを受け取る。
ジミン君が目を細めて安心したように微笑むから次はわたしの番。
「飲み物とポップコーンはまかせて」
JM「やった、甘いやつがいいです」
もちろんそのつもり。
気が合うよね、わたしたち。
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アウラ(プロフ) - ellieさん» いつもお付き合い頂き本当にありがとうございます！！さて、もうすぐラストです・・・！2で終わらなくてごめんなさい！ｗでもあと少し。心の準備お願いします( *´艸｀)最後までお付き合い下さいませ☆ (2017年9月15日 13時) (
レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - またまたでごめんなさい。書かずにいられない！もう甘いユンギにきゅーんときちゃいました！ありがとうございます。これ、あれですか？ユンギから……心の準備しときますね。(ﾉ´∀｀*) (2017年9月15日 0時) (レス) id: 0afbc283eb (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - さらんさん» 一気読みして頂けて光栄です〜！！(≧▽≦)今彼ユンギか後輩ジミンか。オチは・・・最後までお付き合いくださいませ！ｗｗさらんさんの作品もお邪魔しにいきまーす！ (2017年9月1日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - すごく面白くて一気によんでしまいましたｗｗｗｗｗｗ私はこのままゆんぎと幸せになってほしいです← (2017年9月1日 22時) (レス) id: 944861b0b4 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - バコさん» お読み頂きましてありがとうございます〜！ユンギのヤキモチ、たまらんっすよね( 〃▽〃)作者もですwww更新頑張ります〜！(*ゝω･*)これからもお付き合いくださいませ☆ (2017年7月20日 8時) (レス) id: 34a3e6fa2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年7月7日 14時
