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いつもと変わらない通学路。
いつもと変わらない通行人。

いつもと変わらない風が吹き、いつもと同じ太陽が雲の隙間から顔を見せた。いつもと変わらない日差しが照りつけ、いつもと変わらない青空が見える。

そして、その青に相反するように、私の手には鮮やかな赤が飛び散った。


──いつもと変わらないはずだった。


何故、こんなことになってしまった?

誰もいつもと変わってなんていなかった。
なにも、いつもと同じままだった。

変わったのは、


──あぁ、そうか、


▽▽▽


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・流血表現あり執筆状態:完結

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作者名:朝霧 | 作成日時:2019年10月12日 18時

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