ワタナベマホトの彼女は (ページ9)

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はちページ9

マホト｢Aよっ！」

｢あっ、ちゃんと昨日言った通りにするんだ」

マホト｢そりゃあな。じゃあ、行こーぜ」

今日は昨日言ってたとおり、レコーディングが終わったあと、

マホトとデート。

しかも、マホトがカメラを持ってきてるから買い物とかはあんまりできなさそう。

マホト｢今日はですね、ショッピングをしていきたいと思います」

｢ショッピングでいいの？」

マホト｢じゃあ、ラブ〇にする？」

｢ショッピングで……」

マホト｢じゃあ、いきやしょう！」

と言ってマホトは私の手を普通につなぐ。

｢えっ、手つなぐの？」

マホト｢うん。、はぐれたら嫌だし」

｢そっ、そう……」

マホトはずるい……

私のドキドキすることが全部わかってるようにしてくる。

それがすごく意地悪だ

マホト｢さーて、帽子屋さんですね」

｢おっ、この帽子マホトと同じのだ」

マホト｢ホントだ。」

｢この帽子カッコイイ」

マホト｢それ欲しい？」

｢誕生日の時には欲しいかな」

マホト｢Aの誕生日のときは俺と一つになるから買えません」

｢ちょっ、声でかいよ。それ冗談半分なんだけど」

マホト｢俺は冗談だとは思ってないから。どうする？

帽子」

｢マホトは買わないの？」

マホト｢Aとおそろなら」

｢おそろは恥ずかしいから色違い」

マホト｢よしっ！お会計してくるわ」

｢自分でだすよー」

マホト｢俺のおごりで。ほら、カメラもってて」

といわれマホトからカメラをあずけられ、マホトの会計が終わるのを待つ。

マホト｢おまたせー。じゃあ、つぎいこう」

｢いいけど、私カメラもつー」

マホト｢俺が持つ。」

｢だってうつりたくないし」

マホト｢普通にうつってるよ」

｢じゃあ、帽子の袋と交換」

マホト｢いやだー。ってか、なんで？」

｢マホトの両手塞がるじゃん」

というとマホトはにやっとして

マホト｢俺と手繋ぎたいんだ。」

｢ちがっ」

マホト｢じゃあ、カメラを持ってていいよ。ほら、手」

といたずらのやうに笑うマホトの手をにぎり、次のお店へと行く。