【泡沫症候群】【エウダモス・ペイン】

名前 エウダモス・ペイン



年齢 三十一歳



性別 男



性格 奇人。愛想がよく素直で誰に対しても自然体で接することが出来る。温厚で前向きだが向こう見ずという訳ではなく頭脳で考えた結果前向きの方が心身共に良い影響をもたらすと判断した為である。自己主張は控え目で存在を忘れられやすい。
怖い者知らず。勤勉で自身が医者であることを誇りに思っている自己肯定感つよつよマンである。
好奇心が強く何にでも惹かれ、どんな突拍子のない話も真面目に聞く。

良い頭脳を持った者が良い人格者ではないという良い例。



役職 医者



特殊能力
その物体自体の時間を巻き戻す能力。
これにより、壊れた家具や雑貨から人の細胞、髪の毛まで元に戻すことが出来る。


副作用
範囲や戻す時間にもよるが、自身の自律神経に影響を与え昼夜逆転の生活になったり、体を壊す、情緒が不安定になる等の障害が起こる。
正す為には度合いによって療養が必要になるが期間は危惧する程ではない。
又、その『もの』自体の時間を巻き戻す為、例えば傷の治療の為に数時間前に戻すとするならば、人だった場合数時間と同じ状態になる。数時間前に腹が減っていれば減るし、髪が濡れていたら髪が濡れる。

『それ自体の時間を巻き戻す』からである。



容姿 薄い桃色の髪は丁度目の上で切り揃えられ、肩に当たらない程度に伸ばしている。眉は全て剃られている。糸目で睫毛が長く女性のような顔立ち。常に白いマスクをしており笑顔。

身長174,体重61kg.



黄色がかった白のピアス。
肋丈の黒のタートルネックに白いスキニー、白衣、白のサンダル。茶色の皮の鞄に簡易な医療器具を揃えて持ち歩いている。



その他 聡明。あらゆる物事に抵抗がない。虫退治時によく呼ばれる。話す時にジェスチャーが激しい。カウンセリングも行う。

離す時は頭にお話が飛んでいるイメージ。
中々覚えてもらえないので常に新しく来た人間だと思われるし気付かれると「み、見えるの……？」と長年気付いてもらえずに現世をさ迷っていた幽霊のような発言をするので更に誤解される。

一人称は先生若しくは俺。


サンプルボイス

「先生はエウダモス・ペイン。何とでも呼んでね」

「え、先生のこと見えるの」

「種の存続を賭けた争いに参加出来るなんて光栄だよ。不謹慎かもしれないけど、ちょっと楽しいんだ」

「体と心は繋がっているんだ。体に不調が出れば心も病み、心が病めば体が不調になる。皆のメンタルケアを行うのも俺の仕事だよ」

「魔物の体って面白いよね。人体の構造を学べるから医者を志したんだけど、最近は研究者になりたくてなりたくて、本まで買っちゃった」

「ゆっくり進めていけばいいんだよ。自分を変えようなんて中々出来るものじゃない。そう思えるだけ頑張ろうとしてるんだねえ、偉いねえ」



関係
ザン・トラジェット 旧友。

レイラ・クィンラン
レイラがエウダモスに魔物の魅力を語ったことがきっかけで魔物に興味を持ち始めた。たまに作業を見たり話を聞きに研究室に来る。



作者 カラコロ

【自律神経とは】
循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、二十四時間働き続けている神経。
体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経がある。
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われる。