TVXQ　奏心な愛　1　～ユチョン～

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Aさんの診断結果

第27話：チャンミンVSエリ　第２ROUND「あー美味いっすねぇ。」
口いっぱいに頬張ったユチョンの顔がほころぶ。

「あ～うどん。うどん入れたいっすね。」
チャンミンがスープを一口飲んで言った。

「うどんか…。」
私は、頭の中で冷蔵庫や冷凍庫の中身を思い出すが、うどんはなかった。

「ごめんね、買ってなかった。」
「Aさん気にしないでください。チャンミ～ン、わがまま言うなよ。」
「わがままって…ヒョン、僕はただ感想を言っただけですよぉ。」
少しスネた様子のチャンミン。

「あ！コンビニに行けば冷凍うどんあるんじゃない？お姉ちゃん買ってきてよ～。」
「えっ、今から？(…寒いのに)。」
「だって、チャンミンが食べたいって言ってるじゃん。」
「エリが行ってあげれば？」
「え～、エリ寒いの苦手だし、それに夜道は危ないでしょ！」
…私だったら危なくないってこと？エリの発言に少しムッとした。

「あの～、僕は『うどん入れたい』って言っただけです。」
私たちの様子を見てチャンミンさんが少し申し訳なさそうに言った。

「本当は食べたいんでしょ？年下なんだから遠慮しなくていいの！」
エリが年上ぶって偉そうに言った。

「はっきり言って遠慮してないです。それに、僕が年下でもあなたよりはしっかりしてますよ！」
負けずとチャンミンさんは流ちょうな日本語で言い返した。

「まぁまぁ、二人とも。仲良くしてよね。」
「そうだよ。仲良く食べよう！チャンミンお肉ですよぉ、アーンして。」
初対面なのに険悪なムードの二人を私とユチョンさんが必死になだめた。

「はぁー。」
私とユチョンさんは同時にため息をつき、お互いの顔を見て苦笑いをした。