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Aさんの診断結果

獄寺は、ぐるぐると肩を回す。
空間ごと吹き飛ばすつもりのようだ。

「…果て」

「ちゃあ駄目なんです!!」

突如、不思議な出で立ちの女が
目の前に飛び出してきた。
(あなたです。説明は追って…)

彼女をなめるようにみた獄寺は叫ぶ。

「お前、チェルベッロ!」

Aは、こくりと頷く。

「いや待て、不自然すぎねーか…
チェルベッロは
いや、待て待て待て!!」

それもそのはずだった。
Aはチェルベッロのボス。
ただし、背丈も胸も足りない。
顔なんておもいきり日本人顔。
チェルベッロの正装が
似合うはずがなかった。

「お前、おかしいだ…」

Aを責め立て続けていた獄寺が
ふと目線をそらした。
ぎゅーんぎゅーんと
聞き慣れない音がする。

「こうしちゃいられねえ!10代目!」

Aは焦る。
多分ボンゴレの10代目が
ボンゴレ9代目がAにつけてくれた
一時的な相棒、フランと
戦い始めたのである。
絶対に邪魔はさせられない。

正直フランなんて人間は
面識どころか存在も知らなかった。
ただでさえあんまり見ない霧属性。

9代目曰わく
10代目のもとに行くとなれば
六道骸は危険、バイパーは完全に敵
クローム髑髏は連絡先が分からない
などと、恐ろしいことが聞かされて。

未来でヴァリアー側にいた
フランという少年ならば
連絡先も分かるし(骸側らしいが)
敵か味方か分からないから安全だと。

いや、つっこみたいよ?
すごいつっこみたいんだけど。

何言っても棒読みになるあの人は
ある意味接しやすいっちゃ接しやすい。

だってこの空間作ったのも彼だし。
協力はしてくれてる…と、思う。

「おい…そろそろどけ、不恰好女。」

「…!!」

どうやら、目の前に
立ちふさがったままだったようだ。
Aは考えた。
この目つき、やられる。
いや、絶対やられる。




「すみませーん
ミーそろそろ限界ですー
ハイタッチして交代しましょうよー」

ここ数日で散々聞いた
脱力感満載の声が響いてきた。

「さっすが10代目!」

いや、その反応も間違いね。

「…ってことで、果てろ!」



Aは溜め息をつく。
なんで2人も邪魔が入ってるんだ。
もとは家庭教師と本人だけを
こっちに呼び込めばよかったのに…

ぎゃんぎゃんわめく彼から距離をとり
青い錠剤を口に含んだ。


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- 小説が書きたかったのでしょうか?心理テストになってしまっていますよ 内容は面白いので頑張ってください (2018年4月2日 20時) (レス) id: f32c0b0cfc (このIDを非表示/違反報告)
みずにゃん(プロフ) - これはどういうものなんですか?意味が分かりません( ˙-˙ )真顔 (2015年4月27日 23時) (レス) id: efd6e6ca4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2013年8月13日 1時

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