私とＴＶＸＱの甘い生活　第六章

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Aさんの診断結果

事件の真相-2-A:「お兄ちゃん。結局、私は...」
兄:「あぁ。犯人は今朝、逮捕されたよ。やっぱりスタッフを装って、潜り込んでやがった。どうやらお前の飲んだ柚子茶に、接着剤を混入したらしい。昔、ユノも同様の事件で被害にあってる。」
A:「せ、接着剤？」
兄:「あぁ。多分、柚子の香りで気が付かなかったんだろう。とりあえずお前は、胃の洗浄をして、点滴と投薬で様子を見て、全治５日だそうだ。」
A:「よかったぁ...。で、犯人は？」
兄:「東方神起のファン５人が結託してやったんだ。いわゆる、ストーカーだな。お前が先週韓国に来た時に、メンバー全員と一緒にいるのを目撃して、腹が立ったんだと。その５人の行動は以前から酷くて、ファンの間柄でもこの５人はいつかこういう事を起こすんじゃないかと言われてたそうだ。」
A:「やっぱり...。私が彼らの傍にいるから...。」
兄:「そういうファンばかりじゃないぞ。ライブのアンコールの時、こいつらがファンに向かってこう言ったんだ。『今日出演してくれたピアニストのAさんは、僕達東方神起の小さな小さなプリンセスで、とても大切な存在です。僕達のファンの方々にも、Aを好きになっていただきたいです』ってな。そしたらファンからは『愛します』とか、『これからも大切にしてあげてください』とかっていう声が会場に響いてたぞ。ある意味、ファンの前で交際宣言したようなもんじゃないか。それなのに、ファンはこうして温かく見守っててくれる。人間、悪い奴ばかりじゃないんだぞ。本当に幸せ者だなぁ、お前。」
A:「ユノ...チャミ...ジェジュン...ユチョン...ジュンス...っくっ...ありがとう...。本当にありがとう...。」
私の目からは涙がとめどなく溢れ、声にならない声で精一杯の気持ちを彼らに伝えた。

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