私とＴＶＸＱの甘い生活　第六章

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Aさんの診断結果

感動の渦の中ユチョンとの共演を終え、私とユチョンは舞台袖にはける。
照明が落ちた後でも絶える事なかった、あの拍手の渦。私はまだ感動の渦の中にいた。
ＹＣ:「A、大丈夫？」
ユチョンに支えられながら、私は楽屋へと戻って来た。
A:「ユチョン、ありがとう。」
ＹＣ:「俺の方こそ、ありがとう。はい、これ飲んで。」
ユチョンに水を渡され、それを一口飲んだ瞬間、酷い吐き気が私の体を駆け巡った。
はぁ...。そうだった...。私、体調が悪いんだった。すっかり忘れてた...。
ＹＣ:「A、大丈夫？」
洗面所に顔を突っ込む私の背中を、ユチョンは優しく撫でてくれる。
A:「うん...大丈夫...」
ＳＦ:「ユチョンさん、次のスタンバイをしていただけますか？」
ＹＣ:「はい、今行きますよぉ。」
A:「ユチョン、私のことはいいから、行って。」
ＹＣ:「うん...。じゃあ、次の出番まで休んでてね。」
A:「ありがとう...。」
ユチョンは私のおでこにキスをすると、楽屋を出て行った。
私の緊張の糸が少し切れたのか、私は膝から崩れ落ちる感覚を覚え、そのまま気を失ってしまった。
目が覚めると、心配そうに見つめるジェジュンの顔があった。
ＪＪ:「A！！大丈夫？」
A:「うん...私...っうっ...」
目が覚めたと同時に襲う、胃の痛みと激しい吐き気。
本当は私の体も限界が来てるのかもしれない。
ただ、まだジェジュンの伴奏が終わってない。ここで倒れるわけにはいかない。
私は気を奮い立たせ、ソファに座った。
ＪＪ:「今、ジュンスのソロで、次がユノのソロ。その次が俺のソロだけど、着替えてメイク直して...できる？」
A:「うん、大丈夫。」
ＪＪ:「じゃあ、ヘアメイクさん呼んでくるね。」
A:「ありがとう。」
ヘアメイクさんに着替えも手伝ってもらい、ヘアメイクも済ませた私は、ジェジュンと共にまた舞台袖へと移動した。
ＪＪ:「大丈夫？これが終わったら、病院で診てもらえるから。」
A:「うん...死にはしないから大丈夫だって(^-^)」
ＪＪ:「うん...。」
ユノのソロが終わりの合図を告げた。
ＪＪ:「さぁ姫。行きましょうか。俺達を待つステージへ。」
A:「はい、王子。」
私とジェジュンは、ステージへと歩いて行った。