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「失礼します、」





ドアを抑えていてくれる神山さん。

腰を低くして恐る恐る入る中間さん。

そんな彼の後ろをこれまた恐る恐るついていく私。




部屋の中央には椅子がひとつあり、その椅子の

正面にもうひとつ椅子とキャンバスがある。


中央の椅子の真上にはスポットライト。

窓はなく、床も壁も天井も全て白くて、

絵を描くためのもの以外何も無かった。



そんな部屋にいたのはジーパンに白シャツを着て

裸足でキャンバスの前の椅子に座る男性だった。





「しげ、淳太さんとAさん」



「あっ!…………やっと会えた」



「え?」



「いや、こっちの話です。

この度はよろしくお願い致します」





勢いよく立ち上がった

彼の真っ黒な瞳が私の瞳を真っ直ぐに捉える。





「ほな……

早速ですが制作に取り掛かってええですか?」





挨拶もそこそこに、重岡さんがそう言った。





「大丈夫です」



「ほな神ちゃん、」



「ん。じゃあ中間さんは隣の部屋で

この先のこととか色々お話しましょう。」



「そうですね、では重岡さんお願い致します」





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junjun(プロフ) - お話を読ませて頂きました。凄く引かれて、やばり全ては謎のままでしたのでもし気が向いたら続編などを書いていただければ嬉しいです(//∇//)これからも新しい作品心して待ってます笑 (2019年7月6日 1時) (レス) id: 0f44454c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:莉屡 | 作成日時:2019年6月6日 22時

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