【d!】愛しい彼らとミダらな日々を (ページ29)

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「奪い愛」2 ページ29

・貴方を含め、3人1組でお使いに行く事になりました

・～・～・～・～・～

･kn×sh(狂犬)の場合

kn「おいA、一人で離れんなよ。近くに狂犬がおるんやからな」

sh「それはもしかしなくても俺のことだよなぁ。ってか狂犬はお互い様やわ」

kn「なんやと?お前と一緒にされたかないわクソ平均化野郎」

お互いを睨み合いながらも貴方の手を優しく握っています
でも、段々と握る力が強くなってるような…痛い痛い。

sh「お、見てみいA!あれ凄いわ!」

kn「マジか！こっちも凄いでA!」

sh「おんこらクソチワワが邪魔すんなや!」

街で偶然やっていた多種多様な見世物に目を奪われる狂犬達
視界入る物全てに貴方を連れて行こうとします
おつかいってなんでしたっけ?

kn「おまけしてくれるん?ありがとうオリゴ糖!」

sh「アイツなんであんなに街の人達から人気あるん?!」

kn「いやー誰かさんと違って俺は人気者やからな!!」

やっとおつかいをする気になった2人を連れて頼まれたものを買う3人
街の人達は水色の彼の顔を見る度笑顔で色んな商品をおまけでサービスしてくれます
皆、水色の彼の笑顔が好きなんでしょうね

sh「お!よっすリュウ!サッカーの調子はどーや?トモは怪我とかしてないん?アヤも元気で俺嬉しいわぁ!」

kn「いやなんであんなポメラニアンが子供に人気あんねん?!!」

sh「今度また応援に行ったるからなー!!」

あらあら黄色の彼はどうやら子供達に人気があるようですね
子供達が黄色の彼を見つける度に「シャベルのお兄ちゃん!」と言いながら駆け寄ってきます

kn「喉乾いたなぁ…A、酒でも飲みに行かへんか?」

sh「こらシッマ、おつかい途中やろが」

kn「シャオロンやって飲みに行きたい癖に」

なんだかんだ言って仲が良い2人です
今夜は城に帰ったら3人で飲もうと約束しました。

sh「お?!今度花火大会あるらしいで!」

kn「マジか!A、その日休みにして貰えるようにトントンに言わんとなぁ!」

sh「Aも勿論、行くやろ!!?」

街の掲示板を見ていた黄色の彼は近々、花火大会が開催される事を知ります
水色の彼はそれを聞いて仕事の休みを赤い彼に頼むように言ってきます
極めつけには黄色の彼まで誘ってきます

kn「今日は楽しかったな!」

sh「そやな!Aも楽しかったやろ?」

貴方を真ん中に彼らは右と左で手を繋ぎながら聞いてきます
夕焼けが3人を照らします

knsh「「今度は2人で行こな?」」

貴方も楽しかったですよね?