検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:3,223 hit

日常2 ページ3

孤児院には

私を含め、4歳から15歳の13人の子供がいる


生まれも育ちも年齢もバラバラで

お互いのことはよく知らない

名前も知らないみんなそれぞれ付け合ったあだ名で生活している

お姉様達は知っているのかもしれないけれど

お姉様達が私たちの名前を呼ぶことはないから


わからない


みんなそれぞれ複雑な事情があるから

それぞれの過去については深く聞かないことが

子供達の間での暗黙のルールとなっている





もう一つこの孤児院にはルールがある



1つ
 
 家事を分担して子供達が行うこと


2つ

 食事は子供とお姉様は一緒に食事を摂っては行けない

 子供たちの食事は一日一食、贅沢はしないこと


3つ

 お姉様達の前では喋らないこと

 騒がないこと


4つ
 
 外には一週間に一度決められた時以外は出ないこと


5つ
 
 国の職員などが様子を見に来た際は、最年長者が対応し

 無駄なことは喋らない


6つ

 お姉様達の機嫌を損ねないこと

 もしも機嫌が悪異場合は、話し掛けたりせず 各自部屋に戻り物音を立てないようにすること





全てお姉様達の機嫌を損ねないようにするためのものだ

日常3→←日常



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2022年6月13日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。