素直な彼氏とツンデレ彼女 (ページ27)

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Ren.

仲直りして楽屋に戻った俺達

ラ「ねえ2人が笑ってる！」

康「ほんまや！やっと仲直りしたんや～！」

ラウールと康二が口々にそう言えば
他のメンバーがほっこりした顔で

俺達を見てくる

『皆んな、迷惑掛けてごめん』

照「別にいいって(笑)
康二とラウールの喧嘩よく見るから
正直このくらいどうってことないよ」

康「ちょ、照にい！それはないって～(笑)」

久し振りに皆んなで笑った気がして
心なしか安心した

『それとさ、皆んなに話したいことがある』

辰「珍しいね、めめがそんなこと言うなんて」

各々やっていたことを止めて
俺の近くに集まってくれた

『デビューして1年、これからもっと
頑張らなきゃいけないのは分かってる。
けど、俺今じゃないとダメって思ってて』

涼「うん、それで？」

『俺、結婚することにした』

絶対怒られると思った

何勝手に話進めてんだよ、って

でも、違ったんだよ

康「マジでぇ？！」

阿「ねえ、子供生まれたら俺が勉強教えたい！」

辰「俺貢ぐ未来しか見えねえ、、」

佐「目黒男見せたな！おめでとう！」

涼「幸せになって？」

ラ「Aちゃんが奥さんとか狡い！」

大喜びしてくれた

『え、皆んな、、』

照「誰も怒らねえよ(笑)」

『でもこんな時に』

翔「お前馬鹿なの？」

『えっ？』

翔「自分で決めた奴が何今更。
これで俺達がダメですって言ったら、
お前どうしてたの？無理って言われたって
Aちゃんにそう言うの？」

『いや、』

" 馬鹿だな "

と言って、笑っていた

翔「幸せになってくれないと困る」

『しょっぴー、、』

しょっぴーの不器用な優しさと
皆んなの素直な優しさに

今日も俺は助けられた

照「また一つ、守るものが増えたな」

『うん。けどもう、迷いはない』

照「それでこそ目黒蓮だよ(笑)」

『ありがとう』

あの時、しょっぴーが俺に怒った理由を

話してくれたのはもう少し後の話

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