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Shintaro.
廉「悪いね、止めてもうて」
午前部活が終わって部室に戻る時だった
通り道にある水道で永瀬が水道に頭を突っ込んで
髪の毛を洗っている姿を遠くから目にした
そのまま素通りしようとしたが、運悪く声を掛けられ
樹達には先に言ってもらうように言って
俺は永瀬の前で立ち止まった
『用無いなら戻るけど』
廉「何？相変わらず俺に敵対心むき出し？(笑)
Aもそうやけどさすが幼馴染、似とるな(笑)」
『Aが彼女になったからって浮わついてんなよ』
廉「はっ(笑)俺昔からこうやし？
まあ正直付き合えただけで満足っていうか」
『は？』
廉「別にお前みたいな純愛みたいな感じで
Aのこと好きだったわけやないし。
外見完璧で、おまけにその辺の女子みたいに
俺のこと見てキャーキャー言わないから。
隣に置いときゃ皆んな俺見て声上げないし(笑)」
『てめぇ、、』
廉「俺がAに対して優しい目をして
付き合いたいとでも思ってたか？」
腹が立った
してはいけないことだと分かっていたけど
彼女に対する想いが強いから
廉「おっと〜、胸ぐら掴むのはよくないだろ〜」
『Aの気も知らねえで馬鹿げたこと言ってんじゃねえよ』
北「ちょ！慎太郎！」
俺の帰りが遅いと心配した北斗が
この光景を見て叫びながらこっちに向かってきた
その声に反応して、自分が何をしたかを反省した
廉「じゃあな」
手を離した隙に、そう言ってその場を去っていった永瀬
北「どうした？」
『いや、勘に触った』
北「手だけは出すなよ？Aが悲しむ」
『、、分かってる』
近くの木で蝉が鳴いていた
いつもより鬱陶しく感じる鳴き声だった
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MIZUHO(プロフ) - けーぽさん» コメントありがとうございます(^^)だんだん書いてて意味分かんないってなる時あるんですけど、そう言って頂けて嬉しいです！最後まで読んでいただけたらと思います。 (2019年8月28日 17時) (
レス) id: 2f213f30c3 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽ(プロフ) - 慎太郎との関係がもどかしすぎる。すっっっごく面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2019年8月26日 20時) (レス) id: 386d70d567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIZUHO
| 作成日時：2019年7月15日 23時
