8話 ページ10
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「もう痛くないやろ?俺この城で医者やってるしんぺい神って言うねんよろしくな?」
『はい、ありがとうこざいます…』
しんぺい神と言う男の人は私の頭を優しく撫でた
「場所特定するやらアルビノやらなんなんや一体この子……」
gr「研究施設から逃げ出してきたらしい追手から俺が庇ってやったんだ、変身魔法のかかってる俺の姿を難なく見破ったしな、なにより俺にぶつかってきた」
「ぶつかったって……ほんまに魔力感知出来んかったんか?」
gr「あぁ、こいつには一切魔力を感じない、アルビノなのにな」
「イレギュラーすぎやろ…」
なんだか難しそうな顔をして話し合う赤いマフラーの人とグルッペンさん
するとぐいっと私は髪をひっぱられる
『い゛っ!ぁ』
「お前ほんまもんなんやろうな?神の子やぞアルビノなんか染めとるんちゃうんか」
『う、まれつきですっ、いたい、!』
「ほんまなんも感じへんな気味悪いな」
「言い過ぎっすよコネシマさん」
コネシマと呼ばれる金髪の男にチクチクした言葉で話しかけられるが紫色のジャケットを着た人が腕を掴んで髪を離してもらえた
k「っち、返してこいやグルッペンこんなガキ」
gr「いや、暫くここに置くこの世界の闇が見えてくるゾきっと想像より大きな奴らが彼女に関わってるはずだ」
「っはぁ、ほんっまにあんたは面倒いこと突っつくの好きですねぇ、」
なにか諦めたように一息ついて
赤いマフラーの男は私の方へ向く
先程よりは幾分か冷たくない目、グルッペンさんと似た赤い瞳
tn「えっとまぁ、初めましてトントンって言いますわ、うちのバカは決めたら曲げん人でな、しゃーないしよろしくってことで名前聞いてもええかな」
困ったような顔をして目線を合わせてくれるトントンさん悪い人ではなさそう……
『A、です……研究所では5508番って呼ばれて、ました……』
gr「自分の歳はいくつか分かるか」
『じ、16と聞かされてました』
o「見た目は幼く見えるけどそうでも無いんやね、嘘はついてなさそうやでグルッペン混乱してるけどな、
俺はオスマンって言うねんよろしくね?」
細い目を少し開けて深い綺麗な緑色の瞳を光らせる彼はオスマンさんと言うらしい
k「っは!?お前ら受け入れるんか?こいつを!?嘘ついて同情買ってるかもしれんぞ?」
o「頭見た感じそんなことはなさそうめう かなりごっちゃにはなってるけど」
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