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プロローグ ページ1
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誰しもが〈魔力〉を持つ世界
赤子でも老人でもどれだけ才能が無くても
誰しもが微量でも〈魔力〉を宿してる
目を凝らせば誰しもに〈色〉がある
人々は魔力を媒介にし魔法を使うのだ
世にも奇妙な女の子がいた
誰が感じようとしても
誰が目を凝らしても
彼女の〈魔力〉と〈色〉を感じ取れなかった
真っ白な艶のある髪 アルビノ と呼ばれる
この世界では特別な人種
神の子と呼ばれ膨大な魔力を持つとされていた
しかし彼女は〈魔法〉を使えたことがなかった
「いいかいA」
『なぁに、おばあちゃん』
「これはあんたを守る
『わかった!』
「誰がどうやっても解けることの無い
あんたが本当に守りたい人が現れた時解けるお呪いだからね」
そういって寝たきりの老婆は微笑む
今は思い出せない幼い頃の少女の微かな記憶の1片
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