37話 : 楽しい?朝食 ページ37
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「ロリコン」
「だから説明しただろ?悟」
「むっつり」
「病人を世話していただけだ
いい加減、変な言いがかりはやめてくれ」
「変態前髪」
と溜息をつき疲れた様子の夏油。
そんな夏油とは対象に、五条はご飯を食べながら永遠と悪口を言う。
とそこで、そんな二人に、
「ねーえ、
それさぁ、いつまで続けるつもりなの?
私、五条たちが朝から騒ぐ、そのうるさい声で起こされて、すごーく機嫌が悪いんだけど?」
ニコォとどす黒い笑顔をうかべる家入。
そんな家入の表情を見て、五条も黙る。
「はぁ……、Aも大変だねぇ」
「……?
……哨子の方が疲れてるように見える…、よ?」
とAが首を傾げながら、正面に座っている家入を見つめる。
家入は心底Aを気に入ってる様子で、
Aに微笑み返して、小さく
「……なんで夜哦先生は、五条に預けたんだろ…」
と呟く。
私がお世話したかったのに…、と心の中で夜哦に悪態をつく。
「あ、A今日は私達が買ってきた服着てね」
と家入が言うと、Aは頷く。
昨日はあのままゲームを始めてしまい、着替えなかったのだ。
その上、起きて直ぐにシャワーを浴びる予定が
2人が騒ぎ収拾がつかなかったため、
まずは腹を満たそうと朝食を食べている今この頃。
「その後は、髪の毛切ろっか」
と言う家入の言葉に、Aは再度頷く。
が、横から、
「え、切るの?」
と五条が声を上げる。
「え、うん、その予定だけど」
「へー、せっかく綺麗なのにもったいねぇな」
「じゃあ、整えるだけにしようか?」
「あー、いや、俺が決めることじゃないし…」
と目を逸らす五条。
夏油は、そんな様子の五条を見て
「私は硝子ぐらいの長さの方がいいと思うよ
これから暑くなるし、長いと手入れが大変だろう?」
「あー、確かに
今は綺麗な髪してるけど、これ保つとすると大変か…」
「悟は、どう思う?」
とバッサリ切る方の流れになってきている所で、
夏油は、あえて五条に問う。
「だから、俺が決めることじゃないし…」
「そうだね、Aはどうしたい?
私と家入はバッサリ切ることを勧めているが…」
「お、れは、…
……俺は…、俺は長い方が似合うと…オモイマス…」
と最後の方は顔を伏せながら、夏油の言葉を遮り伝える五条。
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さくら(プロフ) - コメント失礼します!読めることが嬉しいので、ルーシェさんが書きやすい方で、大丈夫です!!更新頑張ってください! (2020年11月15日 0時) (レス) id: af1bba7450 (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ - コメント失礼いたします。更新方法についてですが、他の皆様もおっしゃっているように私も作者様のしやすい方法がいいと思います!ただ、個人的には本誌の時間軸のも読みたい、、という葛藤もあります、、どちらでも応援しています!頑張ってください(^^) (2020年11月14日 20時) (レス) id: 621bb75200 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 初じめましてっ!!いつも更新楽しみに読ませてもらってます!!私は分けても分けなくても喜んで読みますっ!ルーシェさんが書きやすい方で無理ない程度にできる方で…。この作品めちゃめちゃ好きです!!更新頑張ってください!! (2020年11月14日 20時) (レス) id: a001c22ffc (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - ただ原作編の夢主が現作品から何か変化(性格とか考えとか)があった設定であった場合、ちょっとネタバレ感あるかな?と。個人的にはどちらでも嬉しいので作品さんの負担にならない方でお願いします!長文失礼しました。応援してます!頑張ってください! (2020年11月14日 19時) (レス) id: 14272ccc3a (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。アニメ最高ですね!発狂して怒鳴られました笑この作品もめっちゃ好きです。作品のことですが出してもらえたら全然読みます!むしろwelcomeです。 (2020年11月14日 18時) (レス) id: 14272ccc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルーシェ | 作成日時:2020年10月26日 1時