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34話 ページ35

各校でミーティングが行われている中、五条、庵、Aの三人は控室で開始時間を待つ。


五「姫乃宮―お茶頂戴。」


『喜んで―!』


夜蛾の時とはかなり対応の違うA。


庵「五条、Aの事こき使わないでよ。」


『これは私が好きでやってるからいいの。そうだ!打ち上げの場所どこにする!?』


庵「どこでもいいよ…美味しいお酒が飲めれば。」


『了解!硝子に頼んで見つけてもらおーっと。』


庵「それより。この間紹介した人、早々に断ったんだってー?」


庵の前にお茶を置けば、恨めしそうに彼女を見つめた。


『だってー、歌姫さんが断ってもいいからって紹介してきたんじゃん。』


庵「それはそうだけどさー。もうちょっと考えてくれても良かったんじゃない?」


『考えるも何も、五条君がいるって言ってるじゃん。』


庵「五条、Aをたぶらかすのやめてよ。」


五「僕は何もしてないよ。勝手に好かれちゃってるだけ。いやー僕って罪な男!」


『そうそう。勝手に好きでいるだけ。五条君ほどのイケメンはいないもの!』


庵「はぁ…」


Aと五条の様子に庵はため息をつく。


庵「それで話って?」


湯呑を置いて、五条に問いかける庵。


五「?何でキレてんの?」


庵「別にキレてないけど。」


五「だよね。僕何もしてないし。」


『大事な話?出てようか?』


五「いや、いい。姫乃宮にも聞いといて欲しいから。」


立ち上がろうとしたAを手で制す五条。


五「高専に呪詛師…或いは呪霊と通じている奴がいる。」


庵「有り得ない‼呪詛師ならまだしも呪霊!?」


五「そういうレベルのが最近ゴロゴロ出てきてんだよね。本人は呪詛師とだけ通じてるつもりかもね。」


庵は声を荒らげるが、Aは静かに五条の話を聞いていた。


五「京都側の調査を歌姫に頼みたい。」


庵「…私が内通者だったらどうすんの?」


五「ないない。歌姫弱いし、そんな度胸もないでしょ。」


五条が言えば、迷いなく湯呑を投げる庵。


しかし無限によって彼にお茶がかかる事はない。


が…


『あっつっ!!』


隣のAにはお茶がかかったようだ。


庵「あ、Aゴメン!火傷してない?」


『大丈夫!淹れてから時間たってるし。」


五「怖っ‼ヒスはモテないよ?」


庵「私の‼方が‼先輩なんだよ‼」


五「姫乃宮、すぐ冷やしてきなよ。あと着替え。」


『はーい。代えのスーツないから乾かしてくる。』


Aは部屋を出た。

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タン塩(プロフ) - ファニー☆さん» ファニーさん!嬉しいですー!こちらこそ本当にありがとうございます!申し訳ないなんて言わないでください(;_:)コメント頂けると本当に励みになります(*'▽')!執筆頑張りますのでよろしくお願いします<(_ _)> (2021年3月2日 21時) (レス) id: d74646fb38 (このIDを非表示/違反報告)
ファニー☆(プロフ) - また書き込んで申し訳ないですが……毎回毎回読む度に心鷲掴みされて仕方がないくらいハマっています(笑)本当にありがとうございます(。´Д⊂)笑 (2021年3月2日 6時) (レス) id: b49809007e (このIDを非表示/違反報告)
タン塩(プロフ) - ファニー☆さん» 初めまして(^^)コメントありがとうございます!とても嬉しいです!今後もファニーさんに楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いしますm(__)m (2021年1月24日 11時) (レス) id: b435baf74f (このIDを非表示/違反報告)
ファニー☆(プロフ) - 初めまして(^^)今までにない設定もので面白いです!果たしてどうなるのか!?展開が楽しみです♪素晴らしい作品ありがとうございます! (2021年1月24日 6時) (レス) id: b49809007e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タン塩 | 作成日時:2021年1月21日 1時

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