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第31輪:怪我 ページ32

Aはある人物から逃げていた

靴箱で靴を履き替えようとしたらいきなり金属バットを振り回してる男を目撃して目が合えば追ってきた


「逃げるんじゃねぇ!!」

「お前が、ジョルノの女の鈴原Aだろ?」


Aは、はぁはぁと息を整えてはまた逃げ出す

その時、目の前にバッドが振り下ろさせかわそうとするも左腕に擦り少し痛んだ


「女相手に道具使うなんて卑怯じゃない」

「うるせー!俺はジョルノの野郎の弱味を潰せたらそれでいいんだよ!」


「そうだ!入学して1週間でボスとか舐めてるぜ!だから、お前のその可愛らしい顔をボコボコにしてやるよ!」


拳がこちらに目掛けてやってきてはAは恐怖で体が動かずキュッと目を瞑る


だけど、痛みがなかなか来ない


ソッと目を開けるとそこには…


「…すみません、お待たせしました」


キラキラと輝く黄金の髪に頼りになる背中


そして、いつも聞く落ち着く声



「ジョルノ…!!」


ジョルノはAをチラッと一目見てから相手の懐に拳を入れる


そして蹴り倒し相手が動かなくなるまで殴った


「A怪我は?」


「ううん!大丈夫!どこも…いたっ」


Aは、さっき男が持っていたバッドに当たった左腕を抑える


「保健室行きますよ」

「いいよいいよ!!大丈夫だから!」


「A…?」

ジョルノは勢いよく睨んではAをお姫様抱っこをし、保健室まで走った


「大丈夫って言ったのに…」


「折れてなくてよかったですよ」


保健室で手当てしてもらった結果、ただの捻挫だった

ジョルノはAを自分の家に入れればそこには心配そうな顔をしているDIOの姿があった

「WRYYYYY!?Aーーー!!!!????なんだその包帯はーー!!!」

「ただの捻挫よ!大袈裟よ!」

「どこのどいつだ…ジョルノ、闇討ちだ」


「はい、パードレ…って、そいつらは僕がみっちり締めました」

「いやいや、親子揃って何言ってるのよ」


Aはため息をついてはジリジリと痛む左腕を抑える


「A…家帰ってからちゃんと家事とか出来るんですか?」


「え、で、出来るよ!」


「僕、今日そっちに泊まります」


「いや、大丈夫!」

「いや、行きます。ちゃんとお世話してあげますからね」


語尾にハートを付けれそうなくらいお茶目な言い方にウィンクと怪しい笑みを浮かべるジョルノ


「はぁ…」


今日はほんと疲れるなと、Aは思った

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設定タグ:恋愛 , ジョルノ , 学パロ
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作者名:ななみん | 作成日時:2018年11月28日 23時

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