初めての授業〜数学〜�� ページ18
チャイムの音とと共に、数学の先生が教室に入ってきた。ベテラン、といった感じの男の先生だった。
「起立、礼、着席」
「おはようございます、数学担当の三井です。先生の授業は早い、とよく言われていますので予習、復習をしっかりするように。わからないところは聞いてくれればいつでも答えます。それでは、早速、授業を始めていきたいと思います。まず、教科書の４ページを開いて・・・」
流石、勉強熱心な学校の先生だ。すぐに授業を始めてしまう。ページを開いたところの単元は、秋彦の言った通り、「正負の数」だった。清彦は秋彦の言葉を思い出していた。
「負の数というのはね、日常生活にもあるんだよ。いつか、お前と一緒に野菜を売りに行ったことがあるだろう。売れ残ってしまった時、もともと農作業にかけていたお金よりも売れた金額が低いと、マイナスになってしまうんだ。そのマイナスのついた数が、負の数だよ。農業をする上では重要なことだから、しっかりと覚えないとね」
清彦は心の中で秋彦に答えた。
「うん、僕、頑張って勉強するよ」
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ぬっきー(プロフ) - 凪沙さん、ありがとうございます！まだまだ小説については、わからないことだらけですが頑張ります！読みに来てくださりありがとうございました！お互いに頑張りましょう！ (2017年4月26日 19時) (
レス) id: ebeb50a988 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - ぬっきーさん、読みに来ました！清彦君の成長物語なんですね！バッドエンド...ということで、幸せそうな清彦君に何かが起こるのか...とドキドキします(つД`)お互いに更新、頑張りましょうねっ！ (2017年4月26日 1時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜桜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kazu-kazu/
作成日時：2017年4月22日 7時
