． ページ8
そういえば昨日から少しYouTube見てただけで全然ケータイ触ってない。
ケータイに時間を取るのが勿体ないくらい楽しいくて幸せな時間。ずっとこのまま続けばいいのに、と出来もしない事を願ってしまう。私たちは呪術の世界で生き、彼は特級、私は精々見習いぐらいの立ち位置。それに彼は現代術師最強で御三家の内の一家の嫡男。平和という言葉が一番似合わない世界線で生きている。
五｢どうしたの、難しい顔して。｣
『…んーん。』
しゃくしゃくとサラダを食べて時折スクランブルエッグを口に入れる。
『なんでもない。』
パリッと音がするソーセージを1口噛んだ。
食べ終わって悟がお皿を洗ってくれてその間に私は化粧をしていた。悟がお皿を洗い終わると私の隣に来て映画館のホームページを開いてどの映画にする？と聞いてくる。
『あ、これは？』
この前CMで見かけて面白そうだなって思っていた洋画。
五｢じゃあこれにしよ。｣
とその場でチケットを取り私のメイクしている所を見ている。
『楽しい？』
五｢うん。化粧してるところ見るの初めて。｣
『え！？！？』
五｢そんな驚く？｣
『え、うん。だって子どもの頃ってさ、お母さんの化粧箱とか見慣れない物ばっかで楽しくなかった？』
五｢子どもの頃母親と一緒にいた記憶あんまない。｣
『あ、ごめん。』
そっか、御三家ってこういう事も有り得るのか。
五｢ううん、良いよ。僕だけAの家庭事情知ってるのも申し訳ないし、聞かれたら話すよ。｣
『うん。ありがとう。』
家の話をした瞬間、声色が暗くなった。いい思い出少ないんだろうか。あまりこの話は振らないでおこう。と決めた。
五｢それってなに？｣
『これ？アイシャドウ』
五｢あいしゃどう｣
『瞼にね色を付けるの。自分の肌の色によって合わない色味があるからさ、色々大変なんだよ。』
五｢へぇ〜。｣
とアイラインをペン回しよろしくクルクル器用に回している。
それからビューラーも面白いのか手に取って遊んでる。
『私のパーソナルカラーはイエベのオータムなんだけどさ、』
五｢まって、今の言葉9割わかんなかった。｣
『あー、そっか。えーっとね、』
と1からパーソナルカラーについて説明していると自分もカラー診断してみたいと言い出した。
ネットでもできる簡単な診断サイトを見せてやってもらっているうちに私のメイクも完成し、悟はブルベのウィンターと言うことが分かった。
。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1289人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華渚(プロフ) - あやさん» うわーーーーん！！いつかできることを願ってます！(泣) (2021年7月23日 20時) (
レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 占ツク内検索の検索設定、やっと見つけました！ でも…コンテンツフィルダリングは「行わない」になっていました。最後の砦が…(号泣) 私だけ入れない帳が降りているとしか考えられません(ToT) 色々と可能性を考えて下さりありがとうございましたm(__)m (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» 作品を検索する時にワードを入れるところの下にあります！ (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 「ページ/検索に表示」はONになっています。占ツク内検索の検索設定はどこにありますか？ (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» ページ/検索に表示ってONになってますか？後は占ツク内検索の検索設定でコンテンツフィルダリング行わないにするくらいしか思いつかないです……。ごめんなさい(泣) (2021年7月23日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華渚
| 作成日時：2020年10月28日 21時
