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その後、聞くところによるとその会は1週間後の開催らしくて、毎夜毎夜のスキンケアに精を出した。
その事を悟に話すと女性ホルモン分泌作戦と称されこの一週間悟の部屋で過ごしていた。
そして実家の方に電話をかけ直し私が行くと言うことも伝えた様であの異端児が五条悟と来ると噂がたち、既に私は五条悟ファンで玉の輿狙いの女性達の敵になってしまった。怖い。
五「まぁそう怯えなくてもAが1番可愛いんだし、大丈夫だよ。」
風呂も済ませ、サングラスや目隠しもしてない悟が部屋着に着替えゆったりした格好でパックをする私を後ろから抱き抱えている。
『そんなことない。』
悟の隣に立っても笑われない様にこの一週間スキンケアを頑張ってきたのだ。
五「Aのドレス姿見るの楽しみだけど他の奴らに見せたくないなぁ。」
『じゃあ行かせようとしないでよ。』
五「でも縁談の話とかA連れてったら無くなると思うし。それに、Aも結構噂になってるし。」
『五条のお坊ちゃんと付き合ってる身の程知らずな女って?知ってるぅ。』
五「違う違う。突然呪術界に現れた2級呪術師がめちゃくちゃ可愛いって噂。僕が公の場で僕のです。って言えば狙ってくる輩は居なくなるかなって思ったんだよねぇ。」
とスキンケアの終わった私の左手を取り薬指に指輪をはめた。
『……え、』
五「実現するのはまだまだ先になると思うけど、卒業したらちゃんと結婚して欲しい。」
『……私なんかでいいの、?』
五「僕はAじゃなきゃダメなんだよ。」
私の左薬指にはめたシンプルなデザインだけどキラキラした指輪にちゅ、とキスを落とした。
五「Aは、僕じゃなくてもいいの?」
『……私も、悟がいい。』
五「ふふ、だよね。」
良かった。と、もうひとつ指輪を出した。
五「僕にもつけて。」
と指輪を渡される。
胡座の上に座っていた腰を上げ、向かい合わせに座り、悟の左手を取った。
何故か少し緊張したけど指輪を左薬指にはめるとそのまま悟に抱き締められる。
五「これで僕のものだ。」
『私はずっと悟のだよ。』
五「ククッ、Aも言うようになったね。」
そう言うと身体を離し、キスをした。
『ん、今日はだめ。』
五「どうして?」
『昨日もしたし、今日の朝もした。』
五「いーじゃん。何回ヤっても減るもんじゃないんだし。」
『明日朝起きれなくなっちゃうからダメ。』
と告げて、悟から離れた。
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華渚(プロフ) - あやさん» うわーーーーん!!いつかできることを願ってます!(泣) (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 占ツク内検索の検索設定、やっと見つけました! でも…コンテンツフィルダリングは「行わない」になっていました。最後の砦が…(号泣) 私だけ入れない帳が降りているとしか考えられません(ToT) 色々と可能性を考えて下さりありがとうございましたm(__)m (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» 作品を検索する時にワードを入れるところの下にあります! (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 「ページ/検索に表示」はONになっています。占ツク内検索の検索設定はどこにありますか? (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» ページ/検索に表示ってONになってますか?後は占ツク内検索の検索設定でコンテンツフィルダリング行わないにするくらいしか思いつかないです……。ごめんなさい(泣) (2021年7月23日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年10月28日 21時