【呪術廻戦】五条先生の恋人になった元パンピーの話。【五条悟】

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〜朝比奈side〜


約2時間の映画の間に何本か挟まれるCM。CMの間中ずっとキスされている。


『んっ、』


私の手を握ってちゅ、ちゅ、と音を立てて角度を変えて触れるだけのキスを繰り返す。


五｢声、出てるよ。｣

『出てません。』

五｢嘘は良くないね。｣


そう言われて啄む様なキス。唇を食べる様なそんなキス。離れる瞬間に唇をペロッと舐められた。


『っ、』

五｢始まったよ。｣


丁度そのタイミングで再開した映画に視線を戻す。
度重なるキスとさっき唇を舐められたのでま全然集中出来ない。

私の部屋で映画を見てる時よりも圧倒的に距離も近いし、偶にもたれかかってきたりしてドキッとする。


『ごじょーさん、ちゃんと見てください。』


誰が誰に言ってんだ、と思いながら言うと観てるよ、と返ってくる。

こんな暗い部屋でサングラスしてちゃんと見れてるのか心配だけど六眼というのは凄いらしいし出来るんだろうな。


こんな時間のポテチとコーラは背徳の塊だけど、今日はいい日だ。きっとカロリーも0になるだろうと思いながら口に運んだ。

五条さんが買ってきてくれたお菓子も無くなってお互いジュースも飲み干した。
約2時間の映画も終わってしまい、ナレーションの人が来週の予告をしている。


五｢はぁ〜、初めて見たけど以外といいもんだね。｣

『ベル綺麗でしたね。』

五｢え〜、僕ガストン好き。｣

『あれ実は五条さんの前世ですよ。』

五｢Aは僕をなんだと思ってんの？｣

『歯磨きしましょう？』

五｢無視か。｣


僕泣いちゃうよ？も言いながらも後は付いてくる。


五｢寝る前の歯磨きとかするんだね。｣

『お菓子食べたんで。』


持ってきていた歯ブラシセットで2人で洗面台に並んで歯磨きしている。
五条さんは偶に私の腰に手を回したり髪の毛を弄ったりしている。
ササッと歯磨きを終わらせて五条さんに手を引かれて寝室に入った。


五｢おいで。｣


ベッドに座った五条さんに手招きされて隣に座った。



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