2級呪術師 ページ15
高専へ着くと別任務と言っていた悟がいた。
『あれ?なにしてんの?』
五「おかえり〜。どうだった?」
『え?まぁ、祓えたけど、』
悟の言動の意味が分からなくて頭を傾げていた。
七「朝比奈さん。呪術師の等級って分かりますか?」
『特級とか1級とかの事ですか?まぁ何となくは。』
七「ではそれの決め方は?」
『……たしかに知らないです。』
五「1級以上の呪術師が推薦して、推薦した以外の呪術師が任務に同行してその昇格が正しいのか見極めるんだ。で、今回は僕がAを2級に推薦して、七海が見届け人になった訳。」
『なるほど、』
私は知らぬ間に試されてたってことか。
五「ってことでどうだった?」
七「実力で言えば準1級。式神の扱いも呪霊に対する反応も臨機応変に対応出来てました。それに初撃が早い。ですが、朝比奈さんはまだこちらの世界に来たばかりですので2級が最善かと。実習も足りてないですし。」
お堅い七海さんに褒められて素直に嬉しい。
五「ってことでおめでとう、A。これからは2級呪術師として任務にも行ってもらう事になるから、よろしくね。」
『はい。頑張ります。』
___呪術界にいきなり現れた2級呪術師。
その娘は禪院の血を引き相伝をも特殊な形で受継ぐ。
その様な事実を頭の固い上が容易く認めるはずも無い______
2級呪術師になってからすぐの単独任務。それは突如街に現れた呪胎祓うという任務。
この日は悟も私も別々の任務に当たっていて悟は仙台、私は東京。
初任務緊張するな、とか特になかった。けれど現場まで伊地知さんが青白い顔をしていて少し不安になりはした。
現場から半径1キロに帳を下ろして貰って早速祓おうと思っていた。
するといきなり腹部に鈍痛。
『え…、』
ぎこちなく振り返るとそこには私の目で見る限り準1級以上の呪霊が一体いた。
遅れをとってしまったものの、何とか呪具を構え【脱兎】で呪霊を囲んだ。
腹部からの出血が思ったより酷い。早く終わらせて硝子さんに見てもらおう、と思い【脱兎】を解いて下から【大蛇】を展開。1度空へ飛ばして【鵺】の電気で攻撃した。
【ン''〜ン''】
『!?』
【鵺】に向かって私の腹部を刺した爪のような物を放つ。
すぐさま【鵺】を解き呪霊の背後に【蜂】を出した。
『【蜂 腐毒】』
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華渚(プロフ) - あやさん» うわーーーーん!!いつかできることを願ってます!(泣) (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 占ツク内検索の検索設定、やっと見つけました! でも…コンテンツフィルダリングは「行わない」になっていました。最後の砦が…(号泣) 私だけ入れない帳が降りているとしか考えられません(ToT) 色々と可能性を考えて下さりありがとうございましたm(__)m (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» 作品を検索する時にワードを入れるところの下にあります! (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 「ページ/検索に表示」はONになっています。占ツク内検索の検索設定はどこにありますか? (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» ページ/検索に表示ってONになってますか?後は占ツク内検索の検索設定でコンテンツフィルダリング行わないにするくらいしか思いつかないです……。ごめんなさい(泣) (2021年7月23日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年10月28日 21時