魔王討伐とか無理だし店開こう！ (ページ6)

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Gとの死闘　～ホウキアート・オンライン～HAO ページ6

「やるぞ」

「うむ」

ついにこのときが来た

「もう昨日の我々ではない」

掃除用具入れに手を伸ばす

「キリトくんやで～」

三奈がはたきを２つもってそんなことを言った

俺は箒とちりとりを携え・・・

『突撃―っ！』

ドアを開け放ち家の中へ

「とりゃあーっ！」

三奈がはたきでそこらをばっさばっさする

「げほっ、げほっ、やめっ、やめろほこりクソ舞ってるから！」

「ごほごほ、がへっ、ごほっ」

自爆してた。バカかよ。そういや元からバカだったわ

俺たちは順調にほこりやごみをそうじしていった

すると三奈が庭に出た

「？」

リズベット武器展！とかいいながら(展じゃないし)はたきにぞうきんを結び付け

「かんせー！エリュシデータ！」

「なめんなエリュシデータさんを」

それからも掃除は続いた

「じゃきーん、じゃきーん！」

三奈が謎の効果音を付けながら

「おなかすいたしなんか買いに行くか」

「せやなぁ」

ファミバに行くのはなんか気まずいので、少し遠いがソーロンに行くことにした

「あっ！なま～ずくんや！」

あいつには貴重な諭吉を一名奪われたので正直見たくもない

コンビニ弁当を買った俺たちは弁当を食いながら帰宅し、掃除を再開したのだが

「たいへんや！ヒースクリフが現れた！」

「ヒースクリフ？」

台所に来た。もうなんとなく想像がつくんだが

「こ、こいつや！」

そこには黒光りする鎧を付けた血盟騎士団団長ヒースクリフ(G)が

「ヒースクリフってラスボスなんだからGにたとえないでやれよ…」

と、言った瞬間ヒースクリフ(Ｇ)がとびかかってきた！

戦闘開始！

「いくでアスナ、このゲームを終わらせるんや！」

俺はヒースクリフ(Ｇ)の攻撃をかわし、

「ゲームってそうじのことだろ！ヒースクリフ(Ｇ)を殺ってもそうじはおわんねえよ！」

ん？

「なんで俺がアスナなんだよ！俺はリーファ派なんだよ！」

そんなことをしてる間にヒースクリフ(Ｇ)がおれの後ろに回り込み、再び飛び掛かった！

「そい！」

三奈のエリュシデータ(ぞうきんつきはたき)がヒースクリフ(Ｇ)を直撃した！

「おおっ！ナイス！」

「とーぜんや！」

調子に乗る三奈はエリュシデータ(ぞうきんつきはたき)をふりまわし

べちゃっ

「ぶ！？」

エリュシデータ(ぞうきんつきはたき)が俺の顔面を直撃した

前言撤回

「このやろーっ！」

掃除は無事？に終わった

ちなみに三奈はしばらく家の柱に縛っておくことにした