【続】相部屋って、誰得ですか…？

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「ま、待って！…いや、その…
ちょっと落ち着きましょ？」



普段のふざけた感じと違って
真面目なイケメン顔で
マジマジと見つめられたら
そりゃ私だって戸惑いますよ←

いくらイケメン年下くんと
僅かに一瞬でもお付き合いしてる事実が
あったとしても…

奥底にある乙女心がキュンとしてしまいますよ




JN「許さない。僕っていう大事なハニーが
いながら訳の分からないボケチンと付き合うとか意味わかんない」



えっと…


ボケチンって何？(真顔





JN「そんなボ、ボケチ…ぷぷっ
ボケ、っチンなんかよりも…くはっ…！！！」



いや、自分で笑っちゃってますやん

わけわかんない言葉作って
一人でウケるとか…




うん。ウザい。(安定





笑い出して緩んだ手をすぐに払いのけて

放り投げられた携帯に手を伸ばすと





スッと肩の上から腕が伸びてきて
そのまま片手でバッグハグのように
後ろから捕まえられて



カシャ…



「ちょ、何してんですか？」



JN「うーん、もうちょっと角度を変えた方がよりイケメンなんだけど…まぁいいか」


って、勝手に私の携帯を弄ってて



「何してるんですか！やめてください！」

って、すぐに携帯を奪い返すのに
手を伸ばしても、やはり男女の力の差では
全然敵わなくて…




JN「ククッ…あっ、はいどうぞ」


って呆気なく返された携帯の画面を覗けば




「なんじゃこりゃ！！！！」


そこにはピッタリくっついた
私とオッパのツーショットで…

ちょうどオッパの手が後ろから私の体の前を
覆ってるから、フレームアウトしてるけど
なんか…これ、胸触っててもおかしくないようなシチュエーションじゃ…(汗


しかも、それをインスタにアップしてて

コメントには

“大切なオッパと煌めく夜♡♡♡♡♡”


って…



なんじゃ〜〜あ！！！こりゃぁぁあ！！！


ジーパンもビックリするくらいの
大声を出してると




ビロリロリン〜♪


って、スマホからメロディーが流れてきて





「え…、グクくん…？！」

画面にはグクくんからの着信で




恐る恐る出てみると…


「…も、し…もし？」


JK『へぇ…浮気中でも
電話って出れるんですね』


「ち、違うの！あの、これはね…」


すぐに言い訳しようとしても


「あ、ちょっ！オッパ、ダメ…っ」


また隙を突かれて携帯をオッパに奪われた、

＊5→←＊3

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