【東方project】東方変加妖・弐【男主】

八十八の刻 ページ44

「霧雨ばかりにいい格好させてられないな」

"性格憑依"狂犬・真島

真「イーッヒッヒッヒッ！ワシの出番やな！

呼ばれなさすぎて退屈したでぇ〜

ほな、いっちょ暴れてやろうやないかい！」

"暴れすぎて霧雨を傷つけるんじゃないぞ”

真「分かっとるがな！

あまり焦らすなや、神速チャン！」ﾀﾞｯ

そう言いながら駆け出す真島

同じくこちらにやって来る一匹の妖怪

真「一匹だけで来るとか、

なかなか度胸のあるヤツやのぅ

1体1『ｻｼ』で殺り合うんは、ワシも好きやで」

妖怪が先に動き、攻撃を繰り出す

これを冷静にスウェイで回避する

躱されたためよろける妖怪

そしていつの間に後ろをとったのか、

真「甘いわ」ゴキリッ

妖怪の首を絞め落とす

目の前で妖怪を絞め落とす姿に妖怪は怯み

魔理沙も少し驚いた

怯えていた妖怪が次々と襲い掛かってくるが、

余裕の笑みを浮かべながら

真「いっちょ踊って貰おか！」ﾀﾞｯ

と言い、3匹まとまった妖怪達に走り出す

そして中心にいた妖怪の体を支柱にし

ポールダンスのように体を回転させ、
周りの妖怪達を次々と蹴り倒す

周りの妖怪達が倒れた後

支柱になってた妖怪の脇下から逆上がりするかのように脚を上げ、

真「でぇぇぇいッ！」ガスッ

その勢いのまま両膝を妖怪の顔ごと地に叩きつけた

真「神速チャン、バット出してくれんか？」

"いつものか？ほら”ｺﾞﾄｯ

そして現れたのは1本のボコボコになっているバット

真「コレやコレや。行くでぇ！」

真島がそれを持って一匹にバットで突き刺す

腹にいきなり衝撃が入ったため妖怪の体制が崩れる

追い討ちをかけるように妖怪の顔を横からバットで殴る

頭にダメージが入った為に膝をつく妖怪

妖怪の口にねじ込むようにバットの持ち手部分を突っ込み

「ウオゥリャアァッ！」ドゴォッ

バットを真上に蹴り飛ばした

バットと一緒に妖怪の上顎の歯も吹っ飛んだ

落ちてきたバットをキャッチすると同時に

妖怪も崩れ落ちた

真「まだぎょうさんおるのぅ

イーッヒッヒッ！まだ楽しめそうやでぇ！」

魔「うひゃー。人が変わっちまってるよ…

コイツだけは敵に回したくないぜ……」

真「嬢ちゃん、気ぃ抜いたらあかんで」

魔「お、おう。分かってるぜ・・・」

魔(まるで狂犬みたいな奴だぜ…)

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