Two's company (ページ9)

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９(回想) ページ9

※ここからは回想です。廉くんが結構傷ついちゃいます
苦手な方は見ることをおすすめしません。
でも、廉くんの過去が気になるという方が居れば、読んでいただけるとありがたいです
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あれは、俺が中２の時

俺はその騙した親友A君に勧められ、チャットというものを始めた

すぐにネットの友達が出来て、俺もチャットに依存しかけとった

そんなある日、俺は、ネットの友達に好きな人が出来た

毎日毎日、その子と話して、嬉しくて、楽しかった

そんなある日、その子が俺を好きだって知った

それからは早かった

俺らはすぐにカップルになって、

ただのネットの関係やけど、俺はほんまに恋をしとった

やけどある日…

A「お前の好きなあの子、あれ、実は…

　俺なんだ。俺の創ったキャラクター。俺の自作自演…。」

突然、A君から告げられた言葉

頭を鈍器で殴られた感覚が走った

廉「は？どういうことやねん？嘘やろ？(笑)」

俺は信じたくないその一心で、A君に嘘やろ？となんども聞いた

でも、A君は、顔を歪め、本当だと言いたそうな顔をする

そこで、俺のなにかが一気に崩れた

好きになった人が友達の創ったただのキャラクター

好きになった人が現実に存在してない

なぜだか分からなかったが

それから毎日泣くようになった

学校に行けば、なぜか、A君に避けられる

俺の学校生活はめちゃくちゃになった

怒りと悲しみが混ざり合う日々

俺の精神は壊れる寸前やった

俺はチャットから縁を切る

そう思っとった

やけど、仲良くしてくれたネットの友達には最後の挨拶をしに行こう
そう思い、チャットサイトを開いた

すると、なぜか

A君を守る言葉を書くネットの友達

俺を責める言葉を書くネットの友達

もう、俺は分からんくなった

いつの間にか、

自分が加害者なんだとか考えるようになって

絶対そんなことあらへんのに、

考えてしまうようになって、

そこから、自分を責めるようになった

挙句の果てに俺は、

A君ばかりに訪れる幸せに、

嫌気がさして、

あれはA君が悪い、俺は悪くない

とか、バカな考えも始めた

それからは、

他人を責め、自分も責め、

人を騙そうとする人との関わりを断つようにした

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急なネットの話(;´∀｀)

今回はネットにより傷ついた廉くんという設定にしました！！

納得がいかない、理解出来ないそう思っちゃうかもしれませんが
どうぞ、この作品をよろしくお願いします！！

鈴姫