Two's company (ページ12)

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～翌朝～

ぱちっ

眼を開いて、体を起こす。

カーテンから漏れた朝陽が朝を告げる

あ、そうやった、

昨日、大号泣したまま、床で寝てもうたんや、

リビングの時計は6時を指していた

学校に行く準備せな、

やけど、制服着たまんま寝たから、
制服、しわだらけ、アイロン、かけるか…

その前に顔洗お、

そう思って、洗面台へと足を進める

洗面台の鏡を見て俺は目を疑う

信じられないほど腫れた瞼

充血してる目

や、や、やばい…

これはあかん、

あのまま寝んければ良かった、

とにかく瞼冷やさんと、

俺は冷蔵庫から、小さい保冷剤を取り出し、
保冷剤を薄めのタオルで包み、自分の瞳に当てる

…今日、学校、行けそうにないな、

高校で初めて学校休む、

今までは、学校なんて大っ嫌いやけど、勉強のためだけに、頑張って行っとったもんな

制服を脱いで、部屋着に着替え、

瞼に保冷剤をあてながら、学校に連絡

先生は俺の欠席に驚いていたようで
「大丈夫か？安静にしとけよ？」
と心配してくれた

俺は「はい」とだけ返事して、先生との電話を切り、

ソファに寝転がる

廉「はぁ、今日、なにしよ、」

とりあえず、目を冷やして、

その後、

なにしようかなぁ

今日授業受けれんし、

瞼の腫れが収まったら、勉強しようかな

あぁ、目が痛～い

夢で見ただけで、あんな泣くとか弱虫すぎやな、

あぁ、考えたらあかん、

涙出そうなる、

なんか、面白いテレビでも見よ

あぁ、授業受けたい、

そう思いながら、今はとにかく瞼を冷やすことに専念した