【文スト】喫茶うずまきの新人店員です。

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文化祭当日＿＿＿＿＿。



私はナオミと登校していた



ナオミ「うふふ‥！楽しみですわね、Aさん！！」


『そうだね。お化け役頑張るよ、ナオミはお客さん集め宜しくね』



まあ、少し楽しみにしてたりもする。

ずっと学校行事と言う物はサボってきたし、こういう友人も居なかったし…新鮮‥なのかな？




『…』



文化祭、と大きく描かれた門の前で立ち止まる。

…休日に学校にくるのは少し変な気分だな、とか思ったり。












教室＿＿＿＿。





「いよっしゃぁ！！文化祭頑張るぞ！！」


クラスの男子が騒いでいる。…朝だと言うのに元気だね。





ナオミ「Aさんは確か仕掛け係でしたわよね？仕掛け係とは主にどんな事を？？」

前に座っていたナオミが体を此方に向け、聞いてくる。

因みに仕掛け係とは、急に転入してきた私の為に作ってくれた役だそう。




まあ、こう聞いてくるとは思っていた。


だからそう云う時の返答は既に用意してある











『‥さあ？どんな事をすると思う？』





仕掛け係、頑張るとするか。





＿＿＿＿









「ぎゃあぁぁぁああ！！！？」



あるクラスから絶叫が響いてくる。

どれも同じ人の仕掛けによって驚かされた人ばかりだ。






『…まさか此処まで驚くとは………』


思っても見なかった、という顔をする榎本。





谷崎さんと中島さんが気絶しかけて太宰さんが笑って連れて行ったのは吃驚した。

気絶しかけるとは…。さては皆平和ボケしすぎているのだろうか。






そう、榎本のしたことは唯一つ。


バレーボールを壁に弾かせ、音響代わりにしながらクラスの強面男子を客の目の前に立たせる。

そして髪の長い高身長女子を床にうつ伏せにし、ズルズルと客に迫っていく。というものだった。



コレ、実を言うと凄く怖いのである。そう、出し物の予行演習中に来た生徒会の先輩方を気絶させるほどには





そして、そのリアルなものが大盛況しているのである。





‥休み無いじゃん。



「榎本ー！そろそろ休憩時間だから自由行動していいよー！！」




『あ、うん』







午前だけでも結構な賑わいぶりだな。












＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


次回、


武装探偵社員ちょくちょく登場。

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