サッカー少年、ナイトコードで。

31. 番外編(エリア会話) ページ31

IN.誰もいないセカイ



A×奏



『あれ、奏もこっちに来てたんだ』



奏「うん。休憩がてらにちょっとね…」



『へーそうだったんだ』



奏『Aはどうしてこっちに来てたの？』



『俺は、あんまりいい感じのアレンジが思いつかなくて…。ミックスもはかどらないし…こっちに来たらなんかいいアレンジ浮かぶかなって』



奏「…わたしもあんまりインスピレーション湧かないとき、こっちに来てみようかな」



『いいんじゃない…！』



奏『どうしたの？』



『…すっごいいアレンジ、浮かんだかも…！作業戻って書き出してみる！じゃ！』



奏「え、あ、うん。またね…(今の目、すごかったな…)」



A×まふゆ



まふゆ「…なにやってるの、A」



『ん？最近出たスマホゲームだよ。別に部屋でもできるんだけど、こっちのセカイでも通信してできるのか気になって、試しに来たんだ』



まふゆ「そうなんだ」



『…やってみる？』



まふや「…少しだけ」



『わかった。はい』



まふゆ「…思ったより難しい」



『最初はみんなそうだよ。練習してどんどん上手くなっていくのが、ゲームの面白い要素の一つなんだから



(思った以上にまふゆ、楽しめてる感じ、かな？よかった…)』



A×絵名



絵名「Aって苦手なこととかあるの？」



『人混みと絵を描くこと…かな』



絵名「へーそうなんだ。なんか意外かも」



『そうかな？あ、それでなんだけど、今度絵を描くコツとか教えてくれない？』



絵名「え？別にいいけど…」



『ほんと！？ありがとぅ、助かるよ。あやおく美術の成績だけガタ落ちするところだった…』



絵名「(なんか…かわいいかも…)」



A×瑞希



『瑞希って流行とかにすごく敏感そう』



瑞希「え？そうかなぁ」



『うん。リアルで会う時とか私服でくるような時、いっつもその季節にあった服着てくるから』



瑞希「えー、褒めても何にも出てこないよ〜。でも、ありがとう！
よーし、ではこの暁山瑞希様がA君をワンランク、いや、それ以上に上の存在に見えるようにコーディネートしてあげよう！」



『え？』



瑞希「そうと決まれば早速準備してショッピングモールに出発だー！」



『お、おー？(それにしても急…でもまあ、私服あんまりなかったし、いい機会かも。さっさと連れ回される準備してこよ)』

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