47話 ページ1
皆さまこんにちは唯花です
Aさんの台詞は今まで「」でしたがみにくいので『』しようと思います!
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烏間先生side
ある日の朝
Aの部屋から泣き声が聞こえてきた
コンコン
烏間「A?」
『う〜…』
烏間「どうしたんだ?」
『怖い…』
そう言って小さい頃のように両手を広げて抱き締めての合図を送ってきた
Aは怖いものがある時は幼い子のようになってしまう 普段は可愛い普通の女の子なのに
烏間「夢を見たんだな?またあの日の事か?」
『違う 鷹岡先生の夢…あのときの狂ったように怒った声顔全部が怖い…』
烏間「Aは怒鳴り声が嫌いだよな なにか理由はあるのか?」
『えっとねわかんないけど…多分私の思い出せない記憶の中のことだと思う』
Aが苦手なものと言えば
・暗くて狭い場所
・怒鳴り声
・死や怪我
・新しいことや変化
とかぐらいかな
大人びているようで案外子供っぽいところもある
俺はAともう3年近く一緒にいるが安心させてやることは出来ているんだろうか
親しい親戚という付き合いからもっと踏み込んで家族のごとく接するべきなのだろうか
『惟臣さん?』
烏間「そういえばAは暗殺は怖くないのか?」
『聞いたときは驚いて怖くなったけどなんだかすぐに大丈夫になったの それにね!ビッチ先生のおかげでね変なこともあんまり怖くなくなったの!キス…とか』
イリーナ流の教え方ではあるがあいつ…
キス、下ネタ中学生が知る範囲を遥かに越えている
Aはあれほどまでに下ネタ耐性がなかったのにもう慣れてきてしまっている
『惟臣さん…いつもありがとうニコッ』
烏間「急にどうしたんだ?」
『いつもさ、怖くて泣いたりしているときに側に居てくれたりアドバイスくれたり…それにこの部屋とかも全部ありがとう!……あのさ……惟臣さんのこと家族みたいに思っていいんだよね?』
烏間「あぁ勿論さ」
結局悩んでいることは同じ
Aは妹のような存在 Aにとって俺は兄のような存在 それだけだ
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せつ*(プロフ) - 更新までゆっくり待ってます! (2020年10月7日 18時) (レス) id: e82151ebeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯花 | 作成日時:2020年5月24日 1時