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Aside
松田先輩から来て欲しいと言われたので準備する
場所は研二さんがもともと教えてくれてた
ここから数分のところ
・・・
『松田先輩〜きました』
「おお神崎、悪いな」
「へえ〜君が萩原の彼女か、確かに萩原が一目惚れするだけとことはあるね」
え…誰？
「おい諸伏、それハギに聞かれたら殺されるぞ」
「はいはーい」
この人…髭なくしたら相当童顔だろうな
「ハギはこっち」
『研二さん！おーきーてー！』
起きない…そんなに飲んだの？
おでこにデコピンしてもほっぺたをつねっても起きない
まあ熟睡できるのは悪いことじゃないけど…？
「起きないな、耳元で名前呼んだら起きるんじゃね？」
松田先輩の提案通りやってみることにした
『研二さ〜ん、起きてください』
耳元で小さい声で話しかける
「ん…ん？Aちゃん？」
『起きた〜！』
まだ顔赤いから酔ってるな…これは
帰ったらお水飲ませよう
「ねえ〜Aちゃん、ちゅーして」
『なっ…今研二さんの口、お酒臭いから嫌です』
事実、そんなに臭いわけではないけど
皆様の前でしたくはない
「いーじゃねーか神崎、してやれよ愛しの彼氏に」
『何言ってんの…松田先輩』
ほら、帰りましょう
と言おうとしたけど、まだ研二さんが何か言いたげだったので待ってあげた
「だってAちゃん、昨日の夜は積極的だったのに〜いっぱいちゅーしてっておねだりしてくれたじゃん」
『け、研二さん！？みなさんの前で何言ってんですか！？』
私この人たちと初対面なのに！何も知らないのに！！
「へえ〜お熱いね、お二人さん」
松田先輩は新しいおもちゃを見つけたようにニヤニヤしてるし…
諸伏さんは興味深そうにこちらを見てくるし…
金髪の人は意外そうな顔して感心してるし…
いかにも班長っぽい見た目をしてる人は気まずそうだし…
『ね、もう…研二さん…早く帰りましょう…』
穴があったら入りたいとはまさにこのことか
「Aちゃんがちゅーしてくれるまで帰らない！」
何でこんなときに限って変な拗ね方するの…
『帰ったらいくらでもするから！だから…』
「じゃあ帰ろ〜」
良かった…
早くこの空間から立ち去りたい…
・・
帰って玄関に入った瞬間に、酔ったふりをしていた研二さんに唇を奪われたのは言うまでもない
──────
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ゆづ(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます！応援してくださるのとっても嬉しいです！ (2022年8月27日 11時) (
レス) id: d3bdbca2fd (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！これからも応援してます！！ (2022年8月26日 16時) (レス) @page38 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - みるくここあ星人さん» そんな風に言っていただけて嬉しいです！萩原さん推しの方が楽しめる小説にできるように頑張ります！ (2022年8月13日 20時) (レス) id: d3bdbca2fd (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 萩推しには最高と作品だ！頑張ってください！！ (2022年8月13日 9時) (レス) @page6 id: 1ef64bcd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづ | 作成日時：2022年8月12日 19時
