あの無惨様とノリで一夜を過ごしてしまった件について。【鬼滅の刃】

謝花兄妹 ページ37

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鬼舞辻カンパニーに派遣で来てから、ようやく1週間が経った。









…なぜか、ここの社員とすごく仲良くなってしまった。









黒死牟「A……昨日の書類……よくまとめられていた…………」



最近は黒死牟さんに、頭をぽんぽんしてもらえる。←


たったの1週間しかいないのに、本当に優しい人達で自分でも正直吃驚しているの。
でも…産屋敷カンパニーのみんなは信じてもらえないよなぁ。


とは思いつつ、産屋敷社長に連絡してみる。









そして、返信待ちしている時。



堕姫「A!!今日、ご飯食べに行きましょ！」


妓夫太郎「今日はAが来て、丁度1週間だもんなああ？」





『えええ！本当に？ありがとう!!』





なんと、謝花兄妹にご飯に誘って貰えた。






…







堕姫「さあA、今日はお兄ちゃんの奢りよ！たーんと食べなさい!!」



妓夫太郎「えぇ?!そうなのかああ？初耳だなああ」



『やったぁ!!さすがお兄ちゃんね！笑』









謝花兄妹と来たのは駅前の焼肉店。
ここは食べ放題·飲み放題の所だから人気だと蜜璃ちゃんが言っていた。





みんなに会いたいなぁ……
そうは思いつつ、正直鬼舞辻カンパニー(ここの会社)で働くのも嫌じゃなかった。
……でも鬼舞辻さんが、仕事終わる度にいちいち顔見せろとか言うのがなぁ。






なんて思っている時。






堕姫「…どうして、産屋敷カンパニーの奴らはアタシ達に敵対するのかしら。」



『え…っ？』







不意に堕姫が呟いた。








妓夫太郎「…オイ、やめろ。」


堕姫「だってそうじゃない！」






堕姫を止めようとする妓夫太郎さんだけど、
一体それは、どういうこと？





『ま、待って。どういうことなの？それ…。』




いたたまれなくて問いかけると、堕姫は訳が分からないというような顔をした。





妓夫太郎「ハァ……仕方ないなああ。」





そう言うと妓夫太郎さんは、これは俺もよくわからないんだがなああ、と言いながら話し始めた。

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