あの無惨様とノリで一夜を過ごしてしまった件について。【鬼滅の刃】

"派遣社員"という名の姫 ページ34

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結局、帰らせてくれなかった鬼舞辻さん。
そして勝手にFAXまで送って私がこの間の産屋敷カンパニーに来た童磨さん達みたいな派遣社員のようなものだ、と。





訳 が 分 か ら な い 。




無惨「大丈夫だ。貴様は今日から派遣社員として普段通りに仕事してもらって構わない。」



『いや、普段通りって…………。』








出来るわけがないでしょーが!!!!



ってはね、思うけどね、うん。








無惨「とりあえず貴様は、上弦の部で仕事しろ。……妓夫太郎、頼んだぞ。」




妓夫太郎「御意。」







…………



妓夫太郎「…い、行くかぁああ？」



『あ、はい。謝花さん、2週間よろしくお願いします!!』






不本意だけど一応、お世話になる訳だから頭を下げる。


すると、謝花さんは頬を掻きながら言った。





妓夫太郎「謝花、っつうのはなぁああ。妹もいるから妓夫太郎で構わねぇなぁあ」


『妓夫太郎さん、ですね。よろしくお願いします。』








今日から、上弦の部という部署で主に妓夫太郎さんに教えて頂くことになった。



あー、我社で言う童磨さん的な？
そうだよね、私教えてたの童磨さんだし。
童磨さんも上弦の部らしいけど、童磨さんじゃなくてよかったな((





にしてもこの会社の構造は変だな〜、
時空が歪んでるみたいだ。
…………趣味悪いな！(失礼)





なんて思いながら歩く。
……心做しか、妓夫太郎さんは私の歩くペースに合わせてくれている気がした。


_________________



童磨「あ、Aちゃんだ〜あ!!」



『げっ』





妓夫太郎さんに案内されながら上弦の部の部署内に入ると早速、童磨さんがブンブン手を振ってきた。






童磨「げって酷いな〜!!ふぅん、妓夫太郎殿なんだね!!でも俺にも頼ってくれていいんだぜ。」




『あ、遠慮しておきます。』






冷たいな〜、なんて言ってる童磨さんはそっちのけ。
とりあえず今日は妓夫太郎さんに色々案内して貰えることになった。

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