あの無惨様とノリで一夜を過ごしてしまった件について。【鬼滅の刃】

酒乱3人娘 ページ11

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『ねぇ、前から気になってたんだけどさ……蜜璃ちゃんって伊黒さんと付き合ってるの!?』









今日は女子会という名の女子だけの飲み会。
いつもこんな感じで世間話をたらたらとしていくだけ。最近は恋の話が多いかなぁ。
勿論、場所は飲み屋"よも屋"です。








しのぶ「そうですよ!!甘露寺さんはいつもはぐらかして、教えてくれないんですから〜」




『そうだそうだ〜!!』







と、しのぶちゃんと私でビール片手に問い詰める。








蜜璃「えぇ〜、伊黒さんに言うなって言われてるんだけど…大好きな2人だから言うね!!………実はねぇ、」








そう言って顔を手で隠す蜜璃ちゃん。
うんうん?と私達は詰め寄る。








蜜璃「…付き合ってるの!!キャー言っちゃったわ!!恥ずかしいわ!!」









顔を真っ赤にして騒ぎ出す蜜璃ちゃん。
そんな彼女を見て、私達もなぜか顔を赤くしてきゃっきゃきゃっきゃ騒ぐ。









しのぶ「やっぱりそうだったんですね〜、有名でしたもの、"おばみつ"付き合ってる説!!」








『2人が話してるとこ見るとみんなソワソワしちゃってぇ〜もう〜』









すると、いよいよ酔い始めた蜜璃ちゃんが、さっきまでえへへ〜とにやにやしていたのに、ガバッと顔を上げて、大声で話す。








蜜璃「私ね!!煉獄さんは、絶対Aちゃんが好きだと思うのよね!!ねえ?しのぶちゃん!?」








『そうなんだ〜……って、は!?』




突然の煉獄さん。
好きって、今まで意識した事無かったなぁ、




しのぶ「あら?本人は気づいてないようですね〜。煉獄さんも、お気の毒に。」





『やぁだな、煉獄さんとはそんな関係じゃないよ〜ってえ〜、』



にへらと笑って首を振る。
気づけば、蜜璃ちゃんは完全に酔って机に頭をゴツンゴツンぶつけている。




しのぶ「あらあら。もしも〜し、甘露寺さん?…仕方がないですね、伊黒さんに電話しましょう。」








そこまで聞いて、視界が暗くなった。

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