ナイフが54本 ページ10
※今回会話ばっかりです。アニメで描写が少なかったんですよ！
「渚、暗殺の場所、ここなら行けそうだな」
「スナイパーの人から見えるかな？」
私達は京都の町をのんびり歩きながら
話していた
「変な修学旅行になったねー」
「そうだね、でも楽しいよ」
「うわああん、折角京都に来たんだから抹茶わらび餅食べたーい！！」
「それは賛成！！！抹茶わらび餅って絶対美味しいもの！！一緒に食べよう！！」
「では、それに毒を入れるというのはどうでしょう？」
「「なんで！？」」
「殺せんせー、甘い物に目がないですから」
「いいね〜、名物で毒殺」
「勿体ないよ！？抹茶わらびが！！」
「そうだよ！！！抹茶わらびの味が変わるうううう！！！」
「「気にするとこそこ！？」」
「殺せんせーに効く毒があればいいんだろうけど」
対先生物質を液体にしたら物質変わってあのタコにあまり効かなさそうだからね...
あれは人間に効く薬じゃあ意味がないよね〜。
んー...実験用に触手一個切り落として家に持って帰りたいけど
生憎、家にはよく人が来るからそんなもの持って帰れないしな〜
「でもさー、修学旅行の時くらい暗殺の事忘れたかったよな
良い景色じゃん、暗殺なんて縁の無い場所でさあ」
「そうでもないよ」
そう言ってたどり着いた場所には
坂本龍馬なんとかかんとか...っと掘られた石の前に立っていた
「坂本龍馬...ってあの？」
「あー、
1867年龍馬暗殺、近江屋の跡地ねえ...」
「更に歩いてすぐの距離に本能寺もあるよ
当時と場所は少しズレてるけど」
「そっか、織田信長も暗殺の一種かあ」
つーか、そのしおり持ち歩いてるんだね...渚君
声には出さないけど、邪魔じゃないの？それ。
「この僅か一キロ位の範囲の中でも、物凄いビックネームが暗殺されてる。
ずっと日本の中心だったこの街は、暗殺の聖地でもあるんだ」
「成程な〜、言われてみりゃあこりゃ立派な暗殺旅行だ」
にしても、一般の学生がこんな物騒な話をしてるだなんて
普通じゃあ全く考えられないな...
まあ、それが良いんだけど♪
「次は八坂神社ですね」
「えー、もういいから休もう？京都の甘ったるい珈琲が飲みたいよ〜」
「飲もう飲もう！！」
「んー...普段珈琲飲む機会少ないから飲んでみようかな〜？」
私は片手で端末を軽くし操作しながら皆の背を追うように一番後ろに付いて行った
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラクター
倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2019年3月17日 13時
