ナイフが8本 ページ10
あっ、一応隣の人に挨拶しとかないと、だな
「初めまして、赤髪の少年」
「初めまして、よろしく」
こいつ...不良か？
「俺の名前覚えてる？」
「もちろん、黒羽渚でしょ！」
「え、全く違うけど、それどころか人混じってる」
嘘...だろ...！？
確かに頭こんがらがってけどさ
「じゃあ名前なに」
「赤羽業、ちゃんと覚えてね」
「羽しかあってなかった...だと...！？」
「あと渚はそこの人の名前」
あれ、あいつ...女？
いや、男だな
なんか女装させたい、絶対可愛いから！
「潮田渚だっけ？黒羽くん」
「あってるけどさ、それわざとなの？赤羽だよ、あと
...色って言おうと思ったやつと違うの言った事あるよね！？
「わかった、カルマね、カルマ...おｋ覚えた！」
覚えようと思った事は大概覚えれるんだよ！
となりで疑わしい目つきしてる人いるけどね
「なにかな、その疑いの目つきは」
「いや、そんなんで本当に情報屋やってるのかなって
絶対全然依頼こないでしょwww」
「残念でした〜、依頼は来るんじゃなくって依頼しそうな人を探すんです〜
じゃないと依頼だらけでここにいません〜」
「へー、じゃあ案外有名なほうなの？そっちでは」
「ぐっ...有名だったらほっといても仕事くるよ...って
なんで
好きな食べ物とかさ」
「じゃあ好きな食べ物は？」
ふっ、それはアレ一択だよ
「勿論！いちごオレ！いちご煮オレとかあるみたいだけどあれは敵だ」
おや、顔が曇って...まさか！？
「へー、じゃあ煮オレの良さを存分に教えてあげようか？敵さん」
こいつ、煮オレ好きか!!それもこの私に喧嘩を売るなんて
「いや、こっちが教えてやろうか？煮ないおいしさを、物理的に」
乗ったぜその喧嘩！
殴りかかろうとした瞬間
「止めなさい！！」
あれ？空中にいる？
「ちょ、何すんのさ」
「そーだよ！いちごオレのおいしさを伝えようとしてるだけなのに(物理的に)」
「喧嘩はよくありません！！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜説得中〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「このことはいったんお預けだよ」
「そうしよっか」
((絶対わからせてやる))
いちごオレは美味しいんだよ煮オレよりも圧倒的にな！
ラッキーカラー
あずきいろ
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8
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倉橋陽菜乃
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作者名：夜章 | 作成日時：2018年4月25日 17時
