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それから３人でゲームをして時間を過ごしていた。やっているゲームはマリオパーティ。
キ「あ、ちょっと俺トイレ」
キヨくんのターンが始まる直前に彼は席を立った。
レ「ええ？！今？！」
キ「すぐ済ませてくっからさ！止めといてー！」
キヨくんは小走りでトイレに駆け込んだ。
「とめといてあげましょう、キヨくんがくるまで。」
テレビにはポーズの画面が表示された。
私はコントローラーを置いて、既に氷が溶けきった緑茶を一口飲む。
レ「Aちゃんはさあ、キヨくんのどこを好きになったの？」
「？！」
レトさんからの予想外な質問に驚いて、飲んでいたお茶が気管に入ってしまい、咳き込む。
「え？レトさん今なんて？」
レ「だーかーら、キヨくんのどこを好きなったのかって聞いてるのー！」
やっぱりその質問は聞き間違いではなかったようだ。
「キヨくんの好きになった理由ですか…？
そうですね…よく、わかんないんです」
レ「じゃあ、好きじゃないけど告白されたから付き合ってるの？！」
「それは絶対違います！
なんか、こう、キヨくんと初めて目があったとき、『あ、この人なんだな』って感じたんです。
まだキヨくんマスクしてたし、顔もわかんなかったし、何をしていて何歳かなんてひとっつもわかんなかったんですけど…ね…えへへ」
照れ隠しでレトさんに笑いかける
「なんか、今まで信じてなかったのに、運命ってあるんだなって思って…」
レ「へえ…だそうですよ？キヨくん？」
えっ？！
扉を少し開けて顔を覗かせたのはキヨくん。
キ「そうだったのか…。A。
俺と同時に俺の事を好きになってくれて、めっっちゃ嬉しい！！」
キヨくんは私とレトさんの間に割り込み、私のコントローラーを勝手に操作してポーズをやめて、ニヤニヤしながらサイコロを振り始めた。
「キヨくんニヤニヤしてるー！やばーいw」
キ「何もやばくねーだろ！w」
キヨくんのサイコロは１を指した
キ「まーじーでー？！？！」
レ「俺を置いていちゃいちゃした罰だ！！」
キ「はあ？これが俺らの普通です〜！」
キヨくんとレトさんの会話はやっぱりめっちゃ面白かったし、結果的にキヨくん運悪すぎて最下位になっちゃったのも爆笑してしまった。
レ「俺１位、キヨくん最下位ー！！コンピューターに負けるとか弱すぎwww！！」
キ「うるせーー！！w」
「やーいキヨくんビリだーw」
キ「うん大好きもっと俺の名前呼んで？」
レ「まじキヨだけ爆発しろよ！！」
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雑食の林檎(プロフ) - *〜ゆら〜*さん» コメントありがとうございます!!ゆらさんのお陰で頑張れます!!これからもよろしくお願いします (2020年8月30日 2時) (
レス) id: 0a1352cbdd (このIDを非表示/違反報告)
*〜ゆら〜* - 面白いより自分がその気になります。頑張ってください…!! (2020年8月30日 0時) (レス) id: 7c4adda471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑食の林檎 | 作成日時：2020年8月16日 13時
