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「大丈夫か？！」
「…大丈夫！！」
額から血が流れているが、ゴンは力強く頷いた。
「手も動く。オレやれるよ、キルア」
ゴンが手当てを受けている間、ゴレイヌとキルアは内野内でキャッチボールしていた。時間稼ぎは構わないとのことだ。
外野として復活したゴンは、「オレが『バック』宣言するからね」とガチンコモードに入った。
「いい、無理はしないことよ？」
「
「『バック』を宣言するのは、内野が残り二人になってからよ」
「
ビスケの念押しにも、ゴンは画一的な返事しか無い。
「…1たす1は？」
「
ビスケが、諦めたようだ。
「オーケー、死んでも倒しといで」
「
さて、試合は我々のボールで再開する。レイザーチームの内野には、レイザーの他に二番と十三番の人形。何か考えのあるらしいゴレイヌが
「俺にボールをくれないか」と言った。
ゴレイヌは思い切り黒い方の念獣に向かって投げると、それはレイザーと入れ替わった。
「ざまあみろ！てめも外野へ引っこみな！！」
ボールがレイザーの顔面にあたった。と思いきや、レイザーは球を落とさずにそのままゴレイヌの顔面に当て返した。
クッション制により、ゴレイヌがアウト。衝撃でゴレイヌが気を失って倒れ、それと同時に黒い念獣も消えた。
内野は、残り三人。
「ナイスリバウンド」
ゴレイヌに当たったボールは反動でレイザーの手に渡ってしまった。ツェズゲラの仲間が気絶したゴレイヌをコート外に運び出したが、ゴレイヌが起きる気配は無い。
「ソイツが目を覚ましたら、黒い方のサルは内野に入れてスタートしていいぜ。ま、有りえないだろうけどな」
レイザーの言う通りだ。
「目を覚ましても、念獣を出せるほどのコンディションに回復するのは無理だ…」
骨は折れてなさそうだが、ゴレイヌの精神が折れてしまったことを皆、承知していた。
何はともあれ、レイザーから球を取り返さなければどうにもならない。
「さて」
レイザーが少し後ろへ下がった。ずん、と纏うオーラが重たく感じられる。
「次は、誰かな？」
横から振り投げられた球は、まっすぐキルアへ向かって飛んでいく。キルアが右に避けると、
「直角に、シュート！？」
横一列に並んでいたビスケとヒソカを球が襲った。間一髪で避けた二人はさすがだが、レイザーの球をキャッチした外野がすかさずヒソカに向かって投げ込んだ。
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Ash(プロフ) - かなめさん» かなめさん、こんにちは。更新遅くなってすみません。ヒソカ推しの同志がいてくれて嬉しいです。 (2020年3月19日 11時) (
レス) id: 15c859a546 (このIDを非表示/違反報告)
かなめ(プロフ) - 更新お疲れ様です！ヒソカ推しなのでかっこいい姿が沢山あって嬉しいです (2020年3月16日 12時) (レス) id: 70bd3babc7 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - スーパーヒソカタイムめっちゃ笑いました！！更新がんばって下さい！ (2018年3月10日 21時) (レス) id: 2984f0eef0 (このIDを非表示/違反報告)
鉄子(プロフ) - キングダムっぽい技ですねwトーンタンタンは技の掛け声として最高です！w楽しく読まさせていただいています！がんばってください！ (2017年11月24日 22時) (レス) id: a0856aab8c (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 待ってますね！頑張ってください！ (2017年11月22日 18時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
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