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「ねえ、ジンも
ゴンが、つかれたように叫んだ。
「もしや、お前がゴンか？お前の親父に言われてるぜ、手加減するなとな」
レイザーにも心当たりがあるらしく、雰囲気が変わった。こなすだけの試合が、真剣勝負に変わったと彼のオーラが語っていた。
他の仲間がボポポの死体を片付けると、レイザーはバレーボールを取り出した。
「さて、俺の勝負はドッジボールだ。八人、メンバーを選んでくれ」
レイザーは数字が書かれた人形を具現化させた。人形は全部で七人、それと審判役のゼロ番。
なるほど。どれだけ挑戦者が雑魚相手に何勝しようと、最終的にはレイザーが一人で帳尻を合わせる
システム。
だが、こっちに戦力となるのは六人だ。跳び箱で出場した私は入れない。だが、どうしても二人足りない。レイザーの念の球を見た数合わせの連中は、すっかり怯えきっている。
「俺が三人分になる」
そう言ったゴレイヌが念獣を出現させた。
「そっちもやってることだ、いいだろう？」
「ああ、かまわんさ」
外野に一人おいて、ゲームは始まった。内野にゴン、キルア、ビスケ、ヒソカ、ゴレイヌ、ツェズゲラ、ゴレイヌ、黒いゴリラ。バスケットボールのように、ボールが高く上げられる。キルアがそれをジャンプしてとった。
「先手はくれてやるよ」と、レイザーは不敵に構えた。
ボールはゴレイヌに渡った。
「挨拶代わりにかましてやるぜ！！」
ゴレイヌが大きく振りかぶり、四番の人形に当たった。
外野に転がったボールはゴレイヌの念獣の白いゴリラが拾ってゴレイヌに投げ返す。
「もういっちょ！！」
五番を弾き飛ばし、レイザーチームの内野は残り六人。
「さて……。準備は整った」
攻められているはずのレイザーが、腑に落ちないセリフを言った。
「舐めやがって！！」
挑発に乗ったゴレイヌはレイザーめがけてぶん投げた。それを片手で、いとも簡単に受け止めてみせたレイザー。
「さあ、こっちの番だ」
レイザーは、まっすぐゴレイヌに向かって投げた。バレーボールはレイザーの念で強化されている。あれをキャッチするのは、今の私では無理だ。
ゴレイヌがいた位置に白い念獣が現れ、ボールが当たったそれは粉々になって消えた。
逆に、ゴレイヌは白い念獣がいたはずの外野にいる。位置を入れ替える能力か。
「ナイスリバウンド」
弾んだボールは、レイザーの手元に戻ってしまった。
「さあ、行くぞ」
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Ash(プロフ) - かなめさん» かなめさん、こんにちは。更新遅くなってすみません。ヒソカ推しの同志がいてくれて嬉しいです。 (2020年3月19日 11時) (
レス) id: 15c859a546 (このIDを非表示/違反報告)
かなめ(プロフ) - 更新お疲れ様です！ヒソカ推しなのでかっこいい姿が沢山あって嬉しいです (2020年3月16日 12時) (レス) id: 70bd3babc7 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - スーパーヒソカタイムめっちゃ笑いました！！更新がんばって下さい！ (2018年3月10日 21時) (レス) id: 2984f0eef0 (このIDを非表示/違反報告)
鉄子(プロフ) - キングダムっぽい技ですねwトーンタンタンは技の掛け声として最高です！w楽しく読まさせていただいています！がんばってください！ (2017年11月24日 22時) (レス) id: a0856aab8c (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 待ってますね！頑張ってください！ (2017年11月22日 18時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
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